女子才彩


BS-TBS

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7月15日放送 / 7月29日(再放送)
「世界を撮り続けた感覚で老舗蕎麦屋当主に」
ゲスト:稲岡亜里子さん(老舗蕎麦屋16代目・写真家)

日本一歴史のある蕎麦屋、「本家尾張屋」。応仁の乱の2年前、1465年に京都で創業。現在でもその伝統を守り、蕎麦と和菓子を作り続けている大変由緒ある老舗です。

その老舗蕎麦屋を受け継ぐは16代目当主が今回の主人公、稲岡亜里子さん。実は亜里子さん、“写真家”として世界中を飛び回る、プロのカメラマンでもあります。1975年に「本家尾張屋」の長女として誕生した亜里子さんは、17歳の時、アメリカに留学。卒業後はニューヨークで写真を学び、プロのカメラマンとして活躍しました。

そんな亜里子さんが実家を継ぐことを決め、京都に戻ってきて、手探りで主人修行を始めました。蕎麦作りはずっと蕎麦を作り続けてきた職人には絶対適わないと語る亜里子さんですが、カメラマンとして世界を撮り続けてきた感覚を生かしながら、老舗蕎麦屋を経営していこうとしています。

故郷京都を愛し、伝統と変革を融和させる亜里子さんの生き方、そして蕎麦屋当主として、プロカメラマンとして忙しい日々を送る姿に迫ります。