女子才彩


BS-TBS

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2月6日放送 / 2月13日(再放送)
「宇治の風物詩に新たな息吹を」
ゲスト:澤木万理子さん(鵜匠)
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平安時代から伝わる、京都・宇治の鵜飼い。元OLの澤木万理子さんは、「自分が本当にやりたいことは何か」を熟慮し、この伝統文化の世界に飛び込みました。

動機は、「鵜飼いを初めて見たときに、その鵜匠の技に圧倒されたこと」。澤木さんは、昔から、鳥が大好きだったこともあり、「この仕事の奥の深さに、どんどんとはまっていった」と語ります。

先輩の鵜匠や、乗り込む舟の船頭さんたちは、澤木さんを歓迎する一方で、「本当に、鵜匠として一人前になれるのか?」と、はじめは疑問を抱いていたと言います。なぜなら、鵜飼いは、夏場のオンシーズンは勿論のこと、冬の間も、寒さや冷たい水に耐えながら、鵜の世話をしなければならない重労働だからです。しかし、澤木さんは、持ち前のガッツで、そうした苦労を乗り越え、めきめきと鵜匠としての腕を上げていったのです。

宇治川を訪れる多くの観光客を楽しませる鵜匠としてデビューし、はや9年。今では、その伝統の技だけでなく、鵜飼いのパフォーマンスとしての魅力に磨きをかけている澤木さん。番組では、その奮闘振りと魅力に迫ります。

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