女子才彩

大正時代から続く、歴史ある山形県上山市のタケダワイナリー社長、岸平典子さん。 醸造家でもある彼女が作り出したワインは、高い評価を受けています。

２００８年に開催された「北海道洞爺湖サミット」では、 岸平さんの母親の名前を冠したスパークリングワインの「キュベ・ヨシコ」が、 オープニングワインとして、各国首脳陣に振舞われたこともありました。

岸平さんの原点は、日本の大学を卒業した後に渡ったフランスにありました。 テイスティングや発酵・醸造の勉強をワイン製造の本場で、徹底的に基礎から学んだ のです。 帰国後、限りなく自然に近い農法でのブドウ栽培や、天然酵母を使ったワインの発酵 などを追求しながら、ワインの味をより高めることに情熱を燃やす岸平さん。 番組では、そのこだわりに迫ります。