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天才絵師 長谷川等伯に誘われて
~こころの原風景・北陸~

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安土桃山時代の天才絵師・長谷川等伯の波乱の人生と作品の謎に迫る!

◆キャスト
安部龍太郎(作家) 田中美里(女優)
◆スタッフ
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次回の放送

番組内容

新幹線開通で注目を浴びる北陸。この地で生まれ、日本美術史上最高の絵を生み出した、安土桃山時代の天才絵師 長谷川等伯。代表作「松林図屏風」(しょうりんずびょうぶ)は、近世水墨画の最高傑作と評されている。日本人の心の原風景を描いているとも言われるこの作品だが、果たして等伯は何を想い、何を描いたのだろうか。 長谷川等伯の人生は謎に満ちていた。戦国の世に七尾の武士の家に生まれるも、染物屋に養子に出される。家業を手伝いながら、仏様や曼荼羅を描き、絵仏師として名を馳せていった。順風満帆な暮らし。しかし等伯はこれでは飽き足らなかった。このまま田舎の絵仏師で終わりたくない…、33歳で等伯は妻子を連れ京の都へ向かう。その頃、時代を牛耳っていたのは狩野永徳率いる狩野派であった。等伯は自らも信仰していた法華寺院に身を寄せ、1枚の絵を仕上げるが、その後20年あまり、彼の足取りは杳として知れない。しかし50代、等伯は再び歴史にその姿を現した。そして秀吉の後ろ盾も得て、時代を駈け上っていく! 田舎の絵仏師が、なぜ京で大きな仕事を与えられ、傑作を生み出したのか。長谷川等伯の波乱の人生と作品に隠されたさまざまな謎を紐解きながら、彼の生まれ故郷・北陸の美を追求する、歴史アート&エンタテインメント紀行番組。 旅人は、長谷川等伯の人生を描いた「等伯」で直木賞を受賞した歴史小説家・安部龍太郎と、石川県出身の女優・田中美里。 等伯の故郷・石川県七尾市に里帰りした国宝「楓図壁貼付」や「山水図襖」、等伯26歳の作品「十二天図」を所蔵する羽咋市の正覚院、5幅の等伯の絵が残る富山県高岡市の大法寺など、等伯縁の地を巡りながら、北陸の名宿、酒蔵、伝統工芸の工房などへも足を伸ばす。 等伯に誘われる旅・・・やがて等伯と、安部と、田中の人生が交錯し始める。 「こころの原風景」を求め、最後に二人が向かったのは、あの「松林図」の舞台だった! 初回放送 2015/7/5(日)よる7:00~8:54

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