2006年の現役引退直後から、世界そして日本を自分の足で巡り数多くの人や物事、環境や社会に直接触れ、さまざまな経験と知見を蓄えてきた中田英寿。そんな“世界を見てきた”中田英寿の目が再発見したのは“日本の魅力”。 「たとえば、日本の卓越した技術とものづくりへの真摯な姿勢は、本当に素晴らしく、現代に足りない何かを教えてくれる気がする」 「こだわりを持つ人のもとを訪ね、その信念や考え方を知るのは楽しい。社会が混沌としている今だからこそ、倣うべきところがたくさんある。彼らには、自分の中に“芯”がある。やるべきことをやるんだという強さ。」 わたしたち日本人のルーツである“日本”。もしかしたら、その魅力について最も気づいていないのは、日本人なのかもしれない。 この番組では、これまでの旅番組とは一味違い、中田英寿がゲストとともに各都道府県を訪ね、日本の工芸・芸能、酒、神社仏閣などを通じて日本の世界に誇れる技術や文化の奥深さに迫る模様をシリーズでお伝えしていく。 第二弾となる今回の舞台は、琉球の独自の文化を持つ沖縄県。 沖縄県出身の知花くらら、二階堂ふみをゲストに、琉球ガラス工芸家、陶芸家をはじめ、人間国宝でもある、琉球古典音楽の照喜名朝一氏、組踊立方の宮城能鳳氏、琉球紅型の城間栄順氏らを訪ね、琉球から続く文化と継承する人々の魅力に迫る。さらには、首里城、やちむん通り、泡盛酒蔵、美ら海水族館など、多様な沖縄の魅力を紹介していく。 初回放送 2016/3/27(日)