放送内容

2012年11月11日放送
#19「転倒による骨折」

ゲスト
中村メイコ
料理
杉本恵子 先生
担当医
高桑昌幸 先生
(医療法人社団健幸会
高桑整形外科永山クリニック 院長)
【病院の住所】
北海道旭川市永山三条11丁目1-30
内容

高齢者の大敵である「転倒による骨折」。寝たきりになる人の10人に1人は転倒による骨折が原因と言われています。何故、転んだだけで骨を折ってしますのか。その原因から予防法までお伝えします。


番組内で紹介した体操、運動療法については
  治療中の方は主治医にご相談の上実施ください。

危険度チェック

Check担当医が作成したその病気に対する危険度チェックシート

これはロコモティブシンドローム(運動器症候群)のチェック項目です。ロコモになると運動能力が落ち、転倒しやすくなります。1個でも当てはまる人はその可能性があります。その原因を考え、生活を改善しましょう。

医心伝心

Advice番組で担当医が視聴者の皆さんへ“これだけは言っておきたい”言葉

旬菜げんき

Recipe鮭と切干大根、ひじきの和え物


缶詰の鮭は生に較べカルシウムの量が多く、ミックスビーンズや切り干し大根、ひじきも多く含まれています。
そして、お酢はカルシウムの吸収を助けます。

<食事のポイント>
  • 骨を作る「カルシウム」を多く含む食材を食事に取り入れる(切干大根・ひじき・青菜・海藻・豆類など)
  • カルシウムの吸収を高める「ビタミンD」を含む食材を一緒にとる(鮭缶・きのこ類など)
  • 良質の「たんぱく質」を適量とる
  • カルシウムを吸収しやすくする「酢」など酸味のある物を適量取り入れる

<材料> [2人分]
  • 鮭(缶詰) 90g
  • 切干大根 10g
  • ひじき(乾燥) 3g
  • にんじん 20g
  • ほうれん草 20g
  • ミックスビーンズ 60g
  • マヨネーズ 15g(大さじ1弱)
  • めんつゆ 5g(小さじ1)
  • 酢 5g(小さじ1)

<作り方>
  1. 切干大根・ひじきは、水につけて戻し、水気をしぼる。
  2. にんじんはせん切りにし、ほうれん草は2cm長さに切る。
  3. 鍋に熱湯を沸かし、(1)・(2)をゆでて、水気を切る。
  4. ボウルに(3)・鮭・ミックスビーンズ・マヨネーズ・めんつゆ・酢を入れて和える。
  5. 器に(4)を盛る。

<栄養価> 一人当たり
エネルギー198kcal たんぱく質13.6g 脂質9.7g 炭水化物14.0g 塩分0.8g