昭和シェル石油の会長・香藤繁常氏のゴルフライフは就職と同時にスタート。しかし、真剣に取り組むようになったのは就職後のアメリカ留学がきっかけ。
プロ資格を持つルームメイトから影響を受けゴルフに目覚めた香藤氏。留学から帰国後は、上司に負けてばかりいるのが悔しくてさらに練習に打ち込んだという。

休みを返上しての練習のかいもあり、ゴルフの腕前はどんどん上達。若い時にサッカーをやっていたこともあり、飛距離には自信があるそう。四十肩に悩まされた時期もあったが、そんなピンチをスイング改良や身体作りをスタートするきっかけに転換したのも、香藤氏の前向きな姿勢のなせるわざ。

冷静緻密な判断力をもって積極的かつ大胆にゴルフに取り組む香藤氏の姿勢は、仕事でも全く同じ。「経営でもOBはある。失敗から学んで如何に成功へと導くかが大事」と語る。会長になってからは、製油所を閉鎖する一方、太陽電池に力点をおき、エネルギー会社への転換をはかっている。

「ゴルフと人生は似ている」と語る香藤氏。そんな香藤氏のゴルフライフからビジネス論・人生観に至るまで、司会の石川次郎が迫る。