グリーンの教え Wisdom of Golf 毎週土曜日23時00分

#106「米本社との闘い、白ヘッド開発秘話」テーラーメイドゴルフ株式会社 代表取締役社長 菱沼 信夫

ゴルファーの方なら近頃目にする機会がとみに増えていると思われるのが「白いドライバー」。菱沼信夫氏は「白いドライバー」を世に送り出したテーラーメイドの日本法人社長。

大学時代はスキーに没頭。卒業後はスキー学科のあるフランス・グルノーブル大学に留学。スキー用品の大手サロモンに就職し、日本法人の立ち上げをまかされ、20代で社長に就任した。その後、サロモンがテーラーメイドを買収したことから、ゴルフに関わることに。

看板商品である「白いドライバー」は、いまやアメリカでドライバーのシェアの50%を超える大ヒット。その白い色には、新しさのほかに医学的根拠もあるという。テーラーメイドという世界メーカーにおいて日本から新商品を提案していくなど、果敢な挑戦を現実のものとしていっている菱沼氏。本社とは常に戦いであるが、若い頃から日本と海外の違いを体感してきたことがその原動力になっているという。
そんな菱沼氏がゴルフから学んだグリーンの教えとは?