密着!闘うドクター ~新療法で「がん」に挑む名医たち~

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密着!闘うドクター ~新療法で「がん」に挑む名医たち~

がん克服の最前線で奮闘する医療人と、その最新治療技術をレポート

番組内容

高齢化が進み、2人に1人が<がん>に罹る時代。しかしその<がん>もいまや不治の病とはいえなくなりつつある。医療技術の進歩に伴い治療法も変化し、これまでの外科療法・化学療法・放射線療法以外の治療法も出現している。そして治癒だけを目的とせず、上手に<がん>と共に生きる術もあみ出されている。そこには患者の命を守ること、その生活の質・QOLを守ることに努力を惜しまない医療人の姿がある。
誰もが罹りうる<がん>だからこそ、その治療現場の最前線と、そこにいる医療人の姿を知っておきたいのだ。
番組では、がん克服の最前線で奮闘する医療人と、その最新治療技術をレポートする。

<最新放射線療法>
従来のX線などの一般的な放射線よりも、がん病巣を狙い撃ちできるため細胞破壊力が強く、周辺組織への副作用も少ない夢のがん治療、陽子線治療。先進医療として認定されているのは全国で7か所。その中で民間初の施設として注目されているのが、南東北がん陽子線治療センターである。そのセンター長を務めるのが、世界屈指の放射線治療医 不破信和医師。
「患者さんの運命を少しでもプラスの方向に…」と陽子線治療センターの先頭に立って奮闘し、開院3年で1200人を超える治療実績を持つ。そして今年の4月から新たなチャレンジが始まる。陽子線と炭素イオン線の2種類の粒子線治療が可能な世界で唯一の施設、兵庫県立粒子線医療センターの院長に。単身赴任で最新の放射線治療に賭ける、情熱の医療現場にも密着する。

<免疫細胞療法>
様々ながん治療法があみ出され、従来の三大療法(外科・化学・放射能)から飛躍的な変化を遂げている。中でも第4の治療法になりうるとして注目を集めているのが、免疫細胞療法。がんを攻撃する体の免疫反応に関係する「免疫細胞」からつくられる、樹状細胞ワクチンによる療法である。民間初の免疫細胞療法専門クリニックとして開業しているビオセラクリニックは東京女子医大との共同研究から生まれたベンチャー診療所。その院長として治療にあたるのが谷川啓司医師である。
患者本人の血液から採取される樹状細胞を、加工培養して注射器で戻すと、リンパ球に指令をだしがん細胞を体内で攻撃する。抗がん剤などにくらべ副作用や倦怠感もなく、がん患者の治療効果の増強につながると期待されている。併せてがん細胞の抗原性を増加させる温熱療法も、電磁波によるサーモトロンや国内唯一の全身赤外線温熱器 ヘッケルを使って行っている。
谷川医師自身も父親と妻をがんで亡くした辛い経験から、人間の本来持っている力を引き出し、患者の高い生活の質(QOF)を保ちながら、がんとの共存をめざす治療を行っている。

<在宅がん緩和ケア>
近年、がん治療における緩和ケアの重要性が急速に高まっている。早期に緩和医療を行うことで延命効果があることが報告されおり、どこに居ても緩和ケアを施すことができる技術も向上、高いQOL(生活の質)を維持するための選択肢として、訪問診療による在宅緩和ケアが注目されている。「ホスピスマインドの伝道師」と称される『めぐみ在宅クリニック』小澤竹俊院長は、年間のべ5000回の訪問診療をこなし、平均約200人を在宅で看取っている緩和ケアの第一人者。患者の苦しみをキャッチする理解者になり、自立を高めることで在宅患者の支えを実践している。またホスピスの経験から子供たちに「いのちの授業」も続けている。小澤医師に密着し、スピリチュアルケアの現場をレポートします。

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