昭和の巨星スペシャル第1弾・森繁久彌、第2弾・渥美清に続く第3弾は、昭和を代表する作詞家・阿久悠。作詞家としてデビューしてから亡くなるまでの約40年間で5000曲以上の作品を手掛け、数多くのヒットを生んだ日本を代表する作詞家である。歌謡曲はもちろん演歌フォークソング、コミックソング、アニメソング、ＣＭソングと幅広いジャンルの歌を提供してきた。そんな彼の永年にわたる作詞活動の功績に対して多くの賞が授けられている。日本レコード大賞特別功労賞、ゴールデンアロー賞では芸能功労賞、さらに紫綬褒章、旭日小褒章受章など…。彼の歌はなぜ人々の心をつかむのか？なぜあれほどまでに時代という大きなうねりを敏感に感じ表現することができたのか？その原点となったルーツに迫るとともに、その謎を解明するため、阿久悠自身が作詞をするうえで作った『阿久悠の作詞家憲法15条』を読み解く。彼の詞に対する考え方、とらえ方とは？阿久悠が詞を手がけた曲を歌手の歌うアーカイブス映像をふんだんに使用しながら阿久悠の世界の魅力に迫っていく。 【曲目】 ♪時の過ぎ行くままに／沢田研二 ♪ペッパー警部／ピンクレディー ♪舟歌／八代亜紀 ♪津軽海峡冬景色／石川さゆり ♪青春時代／森田公一とトップギャラン ♪熱き心に／小林旭 ♪学園天国／フィンガーファイブ ♪北の宿から／都はるみ ほか多数 初回放送：2014年12月5日