「江戸のススメ」検定問題

2012年4月2日 放送更新版

問一

葛飾北斎が描いた富嶽三十六景。作品は全部でいくつあるでしょう?

い)36図

ろ)46図

は)108図

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【回答】ろ)46図
【解説】

葛飾北斎の代表作富嶽三十六景。 版元である日本橋馬喰町の西村永寿堂が、36図を売り出したところ、あまりの人気で10図追加しました。因みに、最初の36図が「表富士」、追加の10図が「裏富士」と呼ばれています。

問二

歌川広重の『名所江戸百景』日本橋にも描かれている日本橋駿河町の呉服屋の名前は?

い)伊勢屋

ろ)近江屋

は)越後屋

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【回答】は)越後屋
【解説】

「現金(銀)掛け値なし」のスローガンで、正札販売を行った大店で、現在の三越にあたります。延宝年間に伊勢から江戸に進出し、繁盛しました。最初は、江戸本町(現在の日本銀行辺り)で、間口9尺(2.7m)の小さな借り店舗だったということです。

問三

徳川家康は、幼少の頃、人質として苦労したと言われています。最後に人質になったのは、誰の元でしょう?

い)尾張・織田信長

ろ)駿府・今川義元

は)甲斐・武田信玄

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【回答】ろ)駿府・今川義元
【解説】

岡崎城主・松平広忠の長男として出生した家康(幼名・竹千代)は、今川義元の領地・駿府に人質として向かう途中、広忠の家臣の裏切りで織田信長の元に送られましたが、その後、人質交換で今川義元の人質となりました。家康の富士山好きは、富士山の麓・駿府で育まれたものかもしれません。

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