今週の謎

#97 2014年2月10日放送

今週のテーマ:「江戸の大事故」

今から200年前に起こった「永代橋崩落事故」死者、行方不明者を1000人も出した、史上最悪の橋梁事故はなぜ起こったのか?更に、江戸の町で頻発した「交通事故」に、幕府が関与した「水車小屋爆発事故」まで!その驚きの原因とは?今回は「江戸の大事故」に秘められた謎を解き明かします!

「今週のふれーず」
ダイジェスト動画

過去の放送一覧をみる

江戸のうんちく学

文化4年(1807)8月19日に起った「永代橋崩落事故」は死者、行方不明者あわせて1000人を越える日本史上最悪の落橋事故でした。当日は、深川八幡祭りが行われていたため、多くの見物客がこの永代橋に殺到。重さに耐えきれなくなった橋が崩落したのです。この事故には後に落語になるほど、様々なドラマがあったといいます。例えば、本郷に住む麹屋は祭り見物に出掛けたところ、途中でスリに財布をすられてしまいました。一文無しでは見物に行けないと、引き上げて帰り、ふて寝。翌朝、町奉行から遺骸を引き取りに来るようにと連絡があったので、不思議に思いながら永代橋まで出掛けると…そこですられた財布を見せられたのです。実は財布を盗んだスリはこの崩落事故に巻き込まれ、死亡。財布の中に住所と氏名を書いた紙を入れておいたので、連絡がきたのでした。他にも芝に住む善助は孫をおぶって橋を渡ろうとしていました。しかし、突然、孫が「帰りたい」とぐずったそうです。このために引き返したのですが、その直ぐ後に橋が崩落。あの時に橋を渡っていたらと、震えがとまらなかったそうです。

江戸あらかると

永代橋

永代橋

永代橋は、五代将軍、徳川綱吉が50歳になったのを祝うため、それまでは渡し船で通行していた隅田川の河口に架けられました。長さおよそ114間(207m)、幅3間4尺5寸(6.8m)の木製の橋で、橋脚は30基、満潮時でも水面から3mの余裕があったといいます。名前の由来は「橋の東詰一帯が永代島と呼ばれていたから」とか「綱吉の寿命永代にと願ってつけられた」など諸説あります。現在の永代橋は、その初代から数えて4代目。「関東大震災」の後、大正15年に架け替えられたものです。

過去の放送一覧

過去の放送一覧を見る

  • 公式ブック 謎解き!江戸のススメ
  • 公式モバイルサイト スマホ・携帯サイトにも対応
  • ダウンロード無料!番組オリジナルスマホアプリ
  • 「江戸のススメ」検定
江戸のススメテーマソング

「大河悠久」(アルバムTOGI より)演奏:東儀秀樹,古澤巌