今週の謎

#95 2014年1月27日放送

今週のテーマ:「滝沢(曲亭)馬琴」

江戸時代、一大ブームを巻き起こした長編冒険活劇、「南総里見八犬伝」。江戸文学の金字塔とも言われるこの作品の作者が「滝沢(曲亭)馬琴」です。彼が執筆した江戸の庶民を熱狂させたベストセラーの人気の秘訣とは!?筆一本で身を立てた日本初の職業作家、「滝沢(曲亭)馬琴」の謎に迫ります!

「今週のふれーず」
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江戸のうんちく学

明和4年、旗本松平家の家臣であった滝沢興義の五男として馬琴は生まれます。決して裕福ではありませんでしたが下女二人に料理番を抱え日々の暮らしに困ることは無かったようです。しかし、9歳で父興義が死去。禄は半分に減らされてしまい、兄たちは次々に他家へ仕官し、幼い馬琴が家督を継ぐことになりますが14歳の頃、仕える旗本の横暴さに嫌気がさし逃げだしてしまいます。その後、奉公先を他家や医者へ変えていきますがいずれも上手く行かず、ついには浪人になってしまうのです。プライドが高く、上下関係が苦手な自分に武家奉公は無理だと悟った馬琴はかねてより好きだった本や歌で身を立てようと思い立ちます。最初の奉公先を飛び出した14歳の冬から10年程が経とうとしていた頃、その後の人生を決する人物に出会います。当時最も人気のあった戯作者、山東京伝です。馬琴は一縷の望みをかけて弟子入りを志願しますが、戯作は教わって書けるようになる物ではないと弟子入りを断られてしまいます。しかし気の良い京伝は作品ができたら見てあげようということで、その後も馬琴は京伝の元に通い詰めるようになるのです。京伝のアドバイスを受けながらついには馬琴は門人作家としてデビュー、日本初の職業作家への道を歩き始めるのです。

江戸あらかると

伏姫籠穴

伏姫籠穴

千葉県南房総市、房総丘陵の山並みには南総里見八犬伝の舞台となった山、「富山」があります。この富山中腹には里見の息女、「伏姫」と「八房」が籠ったとされる「伏姫籠穴」が見られます。物語自体フィクションなので実際籠った事実はありませんが、少し狭い入口を覗くとなんとも不思議な雰囲気が漂っています。この籠穴の近くには八房が眠っているとされる「犬塚」もあり、八犬伝ゆかりの地として観光に訪れる人も多く見られるようです。

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「大河悠久」(アルバムTOGI より)演奏:東儀秀樹,古澤巌