今週の謎

#93 2014年1月13日放送

今週のテーマ:「落語」

話芸ひとつで客をわかせる落語家たち。その誕生は江戸時代でした。立川に林家に、三遊亭。落語家たちの名前には驚きの由来があった!線香が3ミリ燃える間に終わらせる短い小咄ありの江戸の落語とは!江戸の庶民を惹き付けた寄席人気の秘密や落語に秘められた謎を解き明かします!

「今週のふれーず」
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江戸のうんちく学

「亭号」と呼ばれる落語家の名字の中で、最も古いと言われるのは立川、三笑亭、三遊亭などです。いずれも噺を生業とする落語家が登場し、落語を演じる場所が出現した江戸中期に出来ました。その亭号にはそれぞれ由来があります。
「立川」は、江戸落語の中興の祖・烏亭焉馬が名付けたもの。焉馬の本業は本所相生町の大工の棟梁で、その近所を流れる「竪川(たてかわ)」にちなんでいます。
「三笑亭」は、寄席興行の草分けと言われる初代三笑亭可楽がその名を「山椒は辛い」をもじって名乗ったことから始まりました。
「林家」は三笑亭可楽の弟子だった初代林屋正蔵が「噺家」と音が似ているという理由から「林屋」という亭号にしたと言われています。
「三遊亭」の源流は三遊亭圓生で、劇場の入口で役者声色などを演じて客を呼込む木戸芸者でした。その亭号は「呑む、打つ、買う」の三道楽に由来しています。

江戸あらかると

落語の所作

落語の所作

落語は最低限の所作でそのシーンを演出します。朗読との最大の違いは会話の際に首を左右に振ることで、これを「上下(かみしも)を切る」と言います。大抵の場合、身分の低い者や若輩がしゃべるときは左手(上)を向き、ご隠居や武家は右手(下)を向きます。これにより、どちらが発言しているのか容易に分かるのです。また、落語家が高座で使うのは基本的に扇子と手拭いのみ。これを小道具とし、扇子は横に持ちズズーッと音を出せば、そばを食べる箸に。手拭いは財布や本などに見立てられます。

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「大河悠久」(アルバムTOGI より)演奏:東儀秀樹,古澤巌