今週の謎

#90 2013年12月23日放送

今週のテーマ:「江戸の七不思議2」

夜な夜な泣く幽霊船や怪奇と呼ばれた不思議な植物、更には人を襲う巨大な影など江戸時代に起こった摩訶不思議な現象の数々。しかし、そこには必ず原因がある!その不思議な現象の正体を現代の科学で徹底解明していきます!

「今週のふれーず」
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江戸のうんちく学

宝暦14年、大阪で「放下筌(ほうかせん)」という書物が刊行され、たいへんな話題を集めました。「放下(ほうか)」とは手品や曲芸のこと。「筌(せん)」とは手引きの意味で…すなわち「放下筌」は、「手品のマニュアル本」なのです。別名「化け物本」ともいわれ、様々な仕掛けで人為的に妖怪を作り出す「妖怪手品」が数多く紹介されていました。では、本に書かれた手引きに沿って、江戸の妖怪手品を再現してみることにしましょう。用意するのは、ホタテの貝殻と炭。ホタテが大きな3つ目となり、火のついた炭を口にくわえることで、炎を噴いているように見せたのです。かなりお粗末ですが、手品本では、イメージを伝えられればよかったのです。他には自然現象だと知らず恐れていた「大入道」まで、手品で作り出していました。江戸の町に溢れる様々な妖怪たちの中には、こうしたイタズラ心が生んだものもあったようです。

江戸あらかると

煮坪池

煮坪池

新潟県新潟市秋葉区に江戸時代では怪奇現象と恐れられ、現代でもその姿形を残す不思議な場所があります。それが「煮坪池」です。江戸幕府が開府して間もない慶長13年、池の底から、突如黒い水が沸き出てきたのです。黒く染まっていく池を見た村人たちは、何かの呪いに違いないと恐れ、その噂は瞬く間に広まったといいます。そして、その漆黒の水は燃え上がり、人々をさらに驚かせたのです。実はこの突如沸き上がった黒い水の正体は「石油」でした。江戸時代の庶民にとって燃える黒い水は恐怖でしかなかったでしょう。

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江戸のススメテーマソング

「大河悠久」(アルバムTOGI より)演奏:東儀秀樹,古澤巌