今週の謎

#85 2013年11月18日放送

今週のテーマ:「江戸の珍商売」

江戸時代、徳川家康の天下普請により都市機能は急速に整備され、日本の首都としての礎が築かれました。統治のしやすさと暮らしやすさを兼ね備えた町割りがされ、幾筋もの水路が張り巡らされたのです。そんな江戸には、その環境の中で生まれた独自の商売がいくつもありました。水路の多かった町で大人気の移動式の「アレ」や、唐人の格好をした謎の男。またセレブ女性御用達の失態を隠す謝罪のプロフェッショナルに、イケメンが大活躍の怪しい商売など!今回は江戸の珍商売に秘められた謎を解き明かします!

「今週のふれーず」
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江戸のうんちく学

江戸時代には様々な茶屋がありました。中でも変わった茶屋が、男色を目的とした「陰間茶屋」です。「陰間」とはデビュー前の女形役者を指す言葉で、舞台に立てず陰の間にいたことに由来します。そのため、この茶屋で働いているのは中村座や市村座などの陰間の少年たち。女形の卵にとって「男色」は修業の一環とされていたため、陰間茶屋で働くのもそのひとつだったのですが、次第に体を売る事が本業になってゆく者も多かったようです。そんな陰間茶屋を多く利用していたのは僧侶たち。僧侶は女性と関係を持つ事は禁じられていたため、その捌け口として男色は黙認されてたのです。料金は、2時間で1分(約2万5000円)、1日拘束すると2両(約20万円)とかなりの高額。また、陰間茶屋の少年たちの年齢は12歳~18歳くらいで、それ以上の年齢になると体格が良くなってしまうため男性相手の男娼から、女性相手の男娼へと変わっていきました。

江戸あらかると

耳の垢取り

耳の垢取り

江戸時代の変わった商売にはこんなものもありました。「耳の垢取り」です。貞享年間(1684~1688)に神田紺屋町に店を構えていたその人物は、非常にたくさんの耳垢が取れると評判になるほどでした。そのため、噂を聞きつけた人々がわざわざ遠方から訪れる事もあったとか。この「耳の垢取り」は唐人の格好をしていたのですが、これは来る客たちに医学に精通しているという印象を与えるためでした。

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江戸のススメテーマソング

「大河悠久」(アルバムTOGI より)演奏:東儀秀樹,古澤巌