今週の謎

#74 2013年9月2日放送

今週のテーマ:「柳生一族」

長き戦乱の世に終わりを告げ、天下泰平の礎を築いた徳川家康。その治世を陰で支えた人々の中に独自の剣法で活躍した男たちがいました。柳生一族です。大和国の小さな豪族から大名にまでのし上がった柳生宗矩と剣客のヒーロー、柳生十兵衛を中心に柳生一族に秘められた謎を解き明かします。

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江戸のうんちく学

長きに渡って続いた戦国の世が幕を閉じ、訪れた泰平の世に天下の剣術として名を轟かせる剣術の流派がありました。それが「柳生新陰流」です。天下の剣術と呼ばれる由縁は、柳生宗矩が剣術指南役として徳川家康に召抱えられた事にありますが、江戸幕府において残した功績からもわかります。柳生新陰流は戦国最強の剣豪と謳われた上泉信綱が大成した、「新陰流」を元に柳生石舟斎が磨きをかけ歴史と共に発展しました。戦国時代では槍や弓などの飛び道具を使用するのが主流となった為、剣術はさして役に立たず、柳生新陰流は憂き目を見ていました。そんな中迎えた文禄3年5月、柳生新陰流の剣術が見たいと、徳川家康に招かれます。ここで石舟斎は家康を相手に奥義無刀取りを披露。その技術に感服した家康はその場で起請文を書き上げ、柳生を剣術指南役として登用します。柳生新陰流は「切らず・取らず・勝たず・負けざる剣」とされ、戦国の時代では敵を制圧するため、傷つけたり殺したりすることに剣術を使いましたが、人を生かすための剣「活人剣」に昇華しその平和的な剣術は江戸の天下泰平の世に求められたです。

江戸あらかると

一刀石

一刀石

奈良県奈良市柳生町、柳生の里とも呼ばれるこの地に、かつて柳生石舟斎が切り伏せたとされる大岩が現存しています。それは柳生の里の戸岩山の山中にある天石立神社に残され、その名も「一刀石」といいます。剣聖・上泉信綱と試合をして敗れた石舟斎が、3年に渡り天狗と剣を交え、修行されたとされる場所です。ある夜、やっとの思いで天狗を切ったと思えば残ったのは鋭く両断された岩だったという石舟斎の剣の腕が相当なものであったとわかる伝説が残されています。

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江戸のススメテーマソング

「大河悠久」(アルバムTOGI より)演奏:東儀秀樹,古澤巌