今週の謎

#66 2013年7月8日放送

今週のテーマ:
「北斎と富士山」

2013年6月22日に世界遺産となった霊峰「富士」。江戸時代、この山を描くことに執念を燃やした絵師、葛飾北斎。「冨嶽三十六景」は浮世絵史上に残る傑作です。北斎が生涯「富士山」にこだわり続けたワケとは?自らを「画狂人」と号した北斎とはどんな人物だったのか?今回は「北斎と富士山」に秘められた謎解き!

「今週のふれーず」
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江戸のうんちく学

江戸後期の浮世絵師、葛飾北斎。90年の生涯で転居すること93回。名を改めること30回以上。画業においても一つのことに留まることはありませんでした。19歳で当時、役者絵で人気を集めていた「勝川春章」入門。「春朗」と称し浮世絵師となりました。35歳で一門を離れると、今度は「俵屋宗理」と名乗ります。しかし、それにも飽き足らず、わずか3年で独立し、「北斎」を号してから筆の向くまま、気の向くまま、美人画、本の挿絵、画手本そして肉筆と北斎の描かなかったものはないと言われています。同じように、風景画にも熱心に取り組み、西洋画をいち早く学ぶと西洋の遠近法や陰影法をすぐさま取り入れました。代表作と名高い「冨嶽三十六景」を発表したのは70代の時。これにより北斎は、脇役に過ぎなかった風景画をたちまち浮世絵の人気画題にしたのでした。

江戸あらかると

法性寺

法性寺

「柳嶋の妙見さま」と慕われる「柳嶋 妙見山 法性寺」は500年以上の歴史を持つ、日蓮宗の寺院です。北斎も熱心に参詣した法性寺 妙見堂には、開運北辰妙見大菩薩が祀られています。この「北辰」というのは北極星のことです。常に北方で輝き続け人々を導く北極星を具現化した姿が「開運北辰妙見大菩薩」として信仰されてきたのです。北斎の画号の一つ、「北斎辰政」はこの「妙見大菩薩」に因んでつけられたとも言われています。

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江戸のススメテーマソング

「大河悠久」(アルバムTOGI より)演奏:東儀秀樹,古澤巌