今週の謎

#52 2013年4月1日放送

今週のテーマ:「八代将軍 徳川吉宗」

およそ260年に渡り太平の世を治めてきた徳川十五代。その中でも特に名君と謳われたのが、八代将軍・徳川吉宗です。元々本命でなかった吉宗が勝利した八代将軍を巡る熾烈なレースには、今なお囁かれる黒い疑惑がありました!そして、歴代将軍の中でも特に人気の吉宗が、庶民の声を聞くために設けたとされる「目安箱」。そこには、吉宗の真の狙いが隠されていました!破綻した幕府の財政を再建し「中興の祖」と呼ばれた吉宗の真実に迫ります。

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江戸のうんちく学

吉宗といえば、「暴れん坊将軍」としておなじみですが…。その身長は、およそ180センチ。当時の男性の平均は156センチですから圧倒的な大男だったことがわかります。体力も並外れており、十九歳の頃には、相撲取りを軽々投げ飛ばし…またある時は、吉宗めがけて突進してきた巨大な猪を鉄砲の銃床の一撃で倒したというエピソードまで。また「英雄色を好む」との言葉通り、吉宗もまた、無類の女好きともいわれています。ただし、女性の容姿にはまったく関心がなかったようで、こんな逸話も残っています。長男・長福(ながとみ)を産んだ側室・お須磨が亡くなると、新たな側室を迎えるにあたり吉宗は「長福を育てるには、お須磨の親戚がよい」といったため、家臣はなんとか親戚の娘を見つけ出しました…しかし、何とこれが、またと見れない醜女。これでは、将軍の側に置くことはできないと老中たちが困り果てていたところ、吉宗は「女は貞節で嫉妬心がないのが一番。顔などどうでもよい」と一喝!その娘を側室として迎え入れたのでした。正に型破り!「暴れん坊将軍」の名に相応しい人柄でした。

江戸あらかると

大岡越前

歌舞伎の展覧会

大岡越前守こと大岡忠相は名裁きを行ったことで知られる町奉行です。元々大岡は、二千石程の旗本出身。書院番士を皮切りに異例の出世コースを歩みます。36歳のとき伊勢神宮周辺を管理する山田奉行に就任し、紀伊藩領と伊勢神宮領の農民の間に起こっていた境界論争を解決。当時、紀州藩主であった吉宗はそんな大岡の公明正大な判決を知ってました。将軍になると、大岡を要職である江戸町奉行に抜擢したのです。ここで大岡は江戸の首都政策において尽力。町奉行での業績により、吉宗は、大岡をさらに格上の寺社奉行に任命します。寺社奉行とは勘定奉行や町奉行とは別格の将軍直属の重役、かつて無い人事でした。旗本出身でありながら重職に就いていた大岡は、当初は家禄で足らない分の役料を任期中追加支給されることになってました(足高の制)。その後、正式に家禄が加増され、大岡家は一万石の大名になります。旗本から大名になったのは江戸時代を通じ大岡だけ、まさに異例の出世を遂げたのです。

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江戸のススメテーマソング

「大河悠久」(アルバムTOGI より)演奏:東儀秀樹,古澤巌