今週の謎

#47 2013年2月25日放送

今週のテーマ:「見世物」

人口100万都市、江戸。人が多けりゃ娯楽も多い。数々の娯楽があった江戸の町でも、とりわけ人気があったのが見世物です。庶民を魅了した江戸の見世物は、鍛錬を重ね研ぎ澄まされた妙技に始まり、見た事もない珍獣奇獣や、職人技の極致の細工見世物まで、星の数ほどあるといいます。見世物は何故庶民を熱狂させ、江戸の町で大きく栄えたのか?今宵は江戸の見世物にまつわる謎解きと参りましょう!

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江戸のうんちく学

江戸の町を賑わせた「見世物」の数々。一口に見世物と言っても、その芸や興行には様々なものがありました。見世物の始まりは路上から。正月やお盆などに家々を訪ね、戸口で芸能を演じて、ご祝儀をもらう「門付け芸人」が演技が良いともてなされ、往来で磨き上げた妙技を披露する「大道芸」が人気となりました。大道芸の花型はやはり、曲芸。危険をものともせずスリリングな芸を披露する大道芸人に江戸の庶民は魅了されました。江戸の往来は、芸達者がしのぎを削るエンターテイメントの場だったのです。江戸時代も後期に入ると、見世物のスタイルも大きく変化します。浅草や両国など、人々の集まる寺院の境内や盛り場に囲いや小屋を建て、木戸銭を取る「興行」が始まります。 小屋がある事で、仕掛けを作る事ができ、大がかりな演出が可能となりました。高い技術をもった芸に、 凝った演出が彩りを添えたことで「見世物」は一気に大ブームになりました。曲芸だけでなく、職人の技巧が光る細工見世物や当時珍しい珍獣や奇獣を見る動物見世物も流行しました。見世物は江戸っ子の好奇心と職人技が生んだ最高の娯楽だったのです。

江戸あらかると

早竹虎吉

早竹虎吉

様々な芸が生まれ、切磋琢磨していけば人気者が登場するのは今も昔も同じ事。 時は幕末。「曲芸」の世界でスーパースターが現れます。その名も早竹虎吉。京都や大阪で芸を磨き、安政四年(1857年)、江戸へ初進出。歌舞伎仕立ての衣装を身にまとい、独楽や手品の手法を取り入れた豪快な舞台を披露。これが江戸の町で大きな話題を呼びます。江戸の庶民が舌を巻いた虎吉の芸は海を渡り、アメリカにまで進出。技の数々で大陸を席巻したそうです。

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江戸のススメテーマソング

「大河悠久」(アルバムTOGI より)演奏:東儀秀樹,古澤巌