今週の謎

#41 2013年1月14日放送

今週のテーマ:「浮世絵師」

江戸の風俗や流行を知る事の出来る時代の映し鏡といえば浮世絵。江戸で人気だった浮世絵の誕生の秘密とは。そしてその浮世絵に秘められた浮世絵師たちの反骨のメッセージとは何か、今回は「浮世絵師」に秘められた謎解きです!

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江戸のうんちく学

浮世絵は江戸の世相や流行を知る為の最先端で最大のメディアとして江戸で大人気でした。浮世絵の語源は元々「世を憂う」と描かれており、辛い世の中だからこそ浮き浮きと楽しみながら暮らそうという意味で「浮世」となったと言われています。他にも「見当をつける」という言葉がありますが、「見当」とは元々版木に付けられた、浮世絵を摺る時にズレないようにする為の鍵型の目印からきた言葉なのです。また、浮世絵は本来の絵を楽しむだけのものだけでなく、「絵暦」という今で言うカレンダーもこの頃ブームになり文字を様々な絵の中に隠して人々は楽しみました。そしてこの絵暦ブームは「多色摺り」という新たな技法を生み出し、元は庶民の娯楽であった浮世絵は色鮮やかになり瞬く間に庶民の心を掴み、その人気とともに発展を遂げていくのです。

江戸あらかると

歌川国芳

歌川国芳

卓越した画力と類まれなる想像力を持った絵師、歌川国芳。彼の画は型破りで奇想天外なものばかりでした。そしてその浮世絵は江戸っ子たちを魅了していきました。そんな彼が活躍した江戸末期、天保の改革が行われ、浮世絵はもちろんのこと庶民の娯楽が奪われていきました。その中で国芳は持ち前のユーモアと発想力で法の網をすり抜けるように禁止されていた役者絵や遊郭の絵などを描き、画筆一本で江戸の鬱憤を晴らしました。国芳の絵にはそんな時代に対する反骨のメッセージが隠されていました。

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江戸のススメテーマソング

「大河悠久」(アルバムTOGI より)演奏:東儀秀樹,古澤巌