今週の謎

#151 2015年3月9日放送

今週のテーマ:
「徳川将軍家のカルテ後編~吉宗の晩年は介護生活?」

先週に引き続き、今回も将軍たちの病や死因について徹底解明していきます。暴れん坊将軍・徳川吉宗の晩年は介護生活だった!?そして十四代将軍・徳川家茂は虫歯だらけ?病を悪化させた甘~い誘惑とは?

「今週のふれーず」
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江戸のうんちく学

八代将軍・徳川吉宗は、晩年、中風 (脳卒中) の発作を起こし、その後遺症で右半身麻痺、言語障害が残り、隠居後は江戸城西の丸で介護生活を送っていました。吉宗の介護の様子を詳細に記したのが『吉宗公御一代記』です。この著者は吉宗が紀州藩主だった頃から仕えてきた「大御所様付御側衆」小笠原政登 (まさなり) が書き残したといわれ、延享4年 (1747) から寛延3年 (1750) までの吉宗の症状や介護の様子が克明に記されています。この記録によれば、およそ90人もの小姓が入浴など身の回りの介護にあたり、食事からマッサージやリハビリに気晴らしの娯楽まできめの細かいケアが行われていました。幕臣たちの献身的な介護とリハビリにより症状は一時は回復しましたが、寛永4年 (1751)、再び脳卒中を再発し、この世を去りました。

江戸あらかると

増上寺

増上寺

徳川家の菩提寺にあたる増上寺には歴代十五代将軍のうち6人が葬られています。霊廟は戦災によって荒廃していましたが、昭和33年から再整備が行われました。その際、発掘された土葬の将軍の遺体を調べてみると将軍の身長や体型・病歴や食生活など様々なことがわかりました。例えば十四代将軍徳川家茂は、遺骨を調べると残っていた31本の歯のうちほとんどが虫歯におかされていました。これは家茂がもともと歯のエナメル質が極端に薄い体質であった上、大の甘党でもあったのが原因と考えれています。

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「大河悠久」(アルバムTOGI より)演奏:東儀秀樹,古澤巌