今週の謎

#147 2015年2月9日放送

今週のテーマ:
「新選組の真実~冷酷な殺人集団だったのか」

激動する京都、幕末志士たちに恐れられた剣客集団「新選組」。泣く子も黙る、局長・近藤勇。鬼と恐れられた、副長・土方歳三。そして夭折の天才剣士 沖田総司など後に名を残す強者たちです。彼らを有名にした「池田屋事件」!近年明らかになってきた事件の真相とは?土方歳三の手紙から分かる「新選組」の素顔とは?「新選組の真実」に秘められた謎に迫ります!

「今週のふれーず」
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江戸のうんちく学

激動の幕末、常に戦いの中に身を置いた新選組の忠義と覚悟は群を抜いていました。新選組は倒幕を叫ぶ志士や浪士にとっての天敵であり、威圧しながら市中を見回る姿は皆が恐れたといいます。新選組を象徴する浅葱色の羽織は、切腹の時に切る袴の色、白のダンダラ染めは歌舞伎『仮名手本忠臣蔵』の赤穂浪士の衣装がモチーフです。死を恐れない尽忠報国の志を表す、芹沢鴨の発案だと言われています。しかし隊士から不評で3ヶ月しか使用されていません。額に当てた鉢金は、戦闘時に身を守るためで、鉄の板を鉢巻きに縫い込んでいました。ただし、額しか防護できず、振り下ろされる真剣を、額で受けなければなりませんでした。目の前に迫る刀に俯いてしまうと、頭部に致命傷を負いかねなかったのです。八月十八日の政変で用いられた土方歳三の鉢金には、表面に刀傷が残っています。そして、当時流行の長刀ではなく、屋内の切り合いに有利な短めの刀を使用していたようです。人々から恐れられた新選組ですが、彼らの姿は日々の鍛錬と覚悟の現れでした。

江戸あらかると

西本願寺

西本願寺

池田屋事件の後、隊士が急増した新選組は、慶応元年 (1865)、幕府に睨まれていた西本願寺を、内部から監視する目的で境内の北集会所を屯所とします。そこでの新選組の行いは横暴なものでした。隊士の栄養改善のため、豚や鶏を飼育して食べ、また境内では剣術や鉄砲の訓練まで行っていたといいます。その後、立ち退きを条件に、西本願寺が新築費用を負担した不動堂村に屯所を移します。

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江戸のススメテーマソング

「大河悠久」(アルバムTOGI より)演奏:東儀秀樹,古澤巌