今週の謎

#144 2015年1月19日放送

今週のテーマ:
「薩摩藩はなぜ力をつけたのか?」

江戸幕府を大政奉還へと追い込み、徳川の世を終わらせた原動力の一つ、薩摩藩。日本最高水準の技術を誇る軍事力は、新しい日本を作り上げました。薩摩藩の奇跡の財政改革や、薩英戦争の驚きの真相とは?世界でジャポニスム旋風を巻き起こし、パリ万博で幕府の鼻を明かした薩摩藩の情報収集能力とは?強大な力をつけた薩摩藩の謎に迫ります!

「今週のふれーず」
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江戸のうんちく学

パリ万国博覧会は、1867年 (慶応3年) パリで開催され、幕府、薩摩・佐賀両藩が出品、日本が初めて正式に参加しました。この万博には42カ国が参加、期間中の来場者は1,000万人にも上りました。ここでの日本の出品物は人々を魅了し、ジャポニスムの契機となる素晴らしい品々でした。薩摩藩は、漆器類、砂糖や泡盛を出品。中でも薩摩焼は絶賛され、万博以降も生産が間に合わないほど人気でした。幕府は漆器、武具、日本画、和紙など日本各地から収集。鎧をまとった等身大の武者人形は、サムライブームの始まりです。また、幕府は諸藩や商人にも出品を呼び掛け、商人・清水卯三郎も参加。茶屋を再現し、意外な人気を集めます。日本から運んだ木材を組み立てた総檜造で、3人の芸者が手鞠やキセル・扇など使う仕草をして見せたのです。また、浮世絵は色彩や大胆な構図がゴッホなどの画家に影響を与え、ヨーロッパに日本趣味が大流行します。このジャポニスム旋風は、日本の名とともに世界に広まり、日本のパリ万博参加は歴史的功績を残すのです。

江戸あらかると

尚古集成館

尚古集成館

薩摩藩十一代藩主島津斉彬は、西欧列強のアジア進出に危機感を抱き、集成館事業という、富国強兵・殖産興業政策を推進します。反射炉の建設に着手し、ガラス工場や蒸気機関の製造所などを建設、これらの工場群を「集成館」と命名しました。事業は軍事的なものから、電信・医療など社会基盤の整備まで多種多彩でした。現在、機械工場は、島津家の歴史と集成館事業を伝承する博物館「尚古集成館」として多くの人が訪れています。

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「大河悠久」(アルバムTOGI より)演奏:東儀秀樹,古澤巌