今週の謎

#140 2014年12月15日放送

今週のテーマ:「江戸の美少年~将軍も僧侶も熱狂したイケメンたち」

男色も文化とされていた江戸時代、女性たちはもちろんのこと、将軍や僧侶も夢中になった男がいました。それは、「若衆」と呼ばれた美少年たちでした。男も女も虜にした若衆には、美しくなるための涙ぐましい努力がありました。更に、江戸のイケメンランキングや、髭や脱毛ブームまでモテ男の流行にも迫ります!

「今週のふれーず」
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江戸のうんちく学

少年の歌舞伎役者は「若衆方」と呼ばれ、彼らは、何より美しい容姿が重要視され、振袖を着て舞う姿はまるで女性のように艶やかだったといいます。そんな彼らを一番ご贔屓にしたのが大名たちでした。中には、若衆を迎えるために、奥座敷などに舞台をしつらえる殿様もおり、十数人の若衆方を呼び、芝居をさせ、器量の良い役者を物色していたといいます。若衆方は舞台が終わると、座敷に呼ばれ、役者修行の一環とし、求めに応じて身体を売っていました。「若衆方」の中でも、芸が未熟な若衆は「新部子 (しんべこ)」と呼ばれます。新部子は親方に預けられ、芸を磨くのと同様、美少年になるための様々な指南を受けました。10歳頃から鼻を高くするため、挟み板を鼻につけて寝かされ、背が高いのは女装に向かないからと寝ている時に伸びをすることさえ禁じられました。他にも、歌の詠み方や手紙の書き方、歩き方や結髪など、遊女になるのと変わりない修練を積んでいたのです。

江戸あらかると

若衆のその後

若衆のその後

若衆は盛りが短く、11歳~14歳は「蕾める花」、15歳~18歳は「盛りの花」、19歳~22歳は「散る花」と言われていました。若衆として稼ぐことができなくなった20歳をすぎた男たちは、役者として身を立てたり、身請けされる者もいました。しかし、それは極めて稀なケースで、多くは、奥女中や金持ちの後家など、女性相手に転向し、色を売っていたようです。

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江戸のススメテーマソング

「大河悠久」(アルバムTOGI より)演奏:東儀秀樹,古澤巌