今週の謎

#139 2014年12月8日放送

今週のテーマ:「上杉鷹山~J・F・ケネディも憧れた男」

アメリカ第三十五代大統領ジョン・F・ケネディが、尊敬してやまない日本人、米沢藩九代藩主・上杉鷹山。江戸時代中期、再建不可能と言われた日本一の貧乏藩・米沢藩を建て直すため、その生涯を捧げた名君です。巨額の財政赤字から黒字に転じた大ヒット商品とは!現代の政治家や経営者も必見!鷹山から学ぶ経営戦略!そして上杉鷹山の生涯と政治経済政策に迫ります!

「今週のふれーず」
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江戸のうんちく学

上杉鷹山が17歳で第九代米沢藩主となった時、藩は深刻な財政難を抱えていました。この窮地を脱するため、鷹山は様々な改革を行います。明和4年 (1767)、大倹約令を発令。まずは江戸藩邸で自らの生活を一新し、食事は一汁一菜、衣服は木綿のみを着用しました。その後も米沢で質素倹約を奨励します。そして、農民たちの年貢への配慮も惜しみませんでした。農民の借金や借米の取り立てを緩め、貢納期間を延期する手段をとったといいます。また、自らの家臣を約13,000人も動員する大規模な新田開発にも取り組んだのです。安永5年 (1776) には、藩の学問所「興譲館」を設立し、優秀な人材育成に力を注ぎます。更に、藩の財政状況を家臣に公開し情報を共有、身分に関係なく意見を述べる事が出来る「上書箱」を設置。民衆の意見を積極的に取り入れる工夫を凝らしたのです。鷹山は35歳で隠居してもなお藩政に参与し、引き続き藩の建て直しに着手しました。鷹山の決意と行動力は藩を救い、現在も理想のリーダーとして挙げられる所以なのです。

江戸あらかると

五十川の桑樹 (いかがわのそうじゅ)

五十川の桑樹 (いかがわのそうじゅ)

山形県長井市の五十川道路沿いに、上杉鷹山が養蚕を奨励するために植えた桑の苗木が今も残っています。領内に1万本植えた桑の苗木のうちの1本で、高さは12メートルもあります。当時財政破綻寸前の米沢藩で、鷹山が行った、藩を復興する大きな収入源が養蚕でした。山に囲まれ荒れ地の多い米沢の盆地でも、蚕の餌となる桑の栽培には見込みがあったのです。後に、植えた桑の苗木は150万本にものぼり、養蚕は藩の主力産業となりました。

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江戸のススメテーマソング

「大河悠久」(アルバムTOGI より)演奏:東儀秀樹,古澤巌