今週の謎

#136 2014年11月17日放送

今週のテーマ:「坂本龍馬はなぜ殺されたのか?~幕末最大のミステリー」

わずか33歳で刺客の手に倒れた坂本龍馬。龍馬暗殺事件は今なお多くの謎が残る幕末最大のミステリーとなっています。実行犯は新撰組か?京都見廻組か?その背後に浮かび上がる3つの黒幕の存在がありました。同郷・土佐藩、御三家・紀州藩、それとも盟友・薩摩藩だったのか?激動の時代を震撼させた龍馬暗殺の真相に迫ります!

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江戸のうんちく学

慶応元年 (1865) 坂本龍馬は、長崎に海運業を営む事、海軍・航海の技術習得を目的とした「亀山社中」を設立しました。海運業では主に武器と糧米を扱う、日本初となる商社の誕生です。亀山社中は、拠点を置いた地「亀山」と、仲間や結社を意味する「社中」を合わせた呼び名です。本拠地は、藩の規制を受けない幕府の直轄地であり、外国や諸藩への窓口となっていた長崎の地が選ばれました。外国商人から武器や物資を買い付け、それを船に乗せて運び、買い手の藩に売ったのです。亀山社中は初仕事で、慶応2年 (1866) に、長州藩のために薩摩藩名義で大量の小銃やユニオン号という軍艦の入手に成功します。この業績は薩長同盟締結にも貢献しました。その後、亀山社中の継続が困難を極めた時、土佐藩参政の後藤象二郎の救いの手によって、藩営事業の土佐商会と合併した「海援隊」が誕生し、同時に龍馬は隊長に任じられるのです。龍馬が行った海運と商業のビジネスは、知恵と行動力の賜物でした。近代的な会社経営のしくみが備わった、正に時代の先取りだったのです。

江戸あらかると

近江屋

近江屋

坂本龍馬、中岡慎太郎の遭難の地となったのが、土佐藩出入りの醤油商・近江屋です。海援隊の本部となっていた酢屋や、土佐藩邸からもほど近い場所にあります。大政奉還前後、龍馬も他の隊員たちと共に酢屋で情勢を見守っていましたが、慶応3年 (1867) 11月5日、近江屋に移りました。龍馬は土佐藩邸にも出入りしていましたが、堅苦しい役人が多いからと、あまり好まなかったといいます。近江屋の主人、井口新助とその妻は、龍馬をはじめとする勤王の志士たちを支え、龍馬は近江屋の2階で新しい日本のシナリオを構想したのです。

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「大河悠久」(アルバムTOGI より)演奏:東儀秀樹,古澤巌