今週の謎

#131 2014年10月13日放送

今週のテーマ:「旗本の出世競争~上司への媚びへつらいが鍵!」

遠山景元、大岡忠相、長谷川平蔵といえば時代劇や小説でお馴染みの「旗本」。俗に「旗本八万騎」と言われたほど多かった役職でしたが、その旗本の実態は苦しい生活を送っており、日々内職に追われていたほどでした。生活を向上させるためにひたすら上司に媚を売るなど、今と変わらぬ壮絶な競争があった?現代のサラリーマン必見、驚きの「出世法」が明らかに!

「今週のふれーず」
ダイジェスト動画

過去の放送一覧をみる

江戸のうんちく学

旗本や御家人は、本来将軍直属の武士団です。しかし江戸幕府の成立以降、世の中が平和になり、旗本や御家人は役人としてさまざまな役職につくようになったが、全員が任じられたわけではありませんでした。中でも3,000石未満の旗本や御家人で、役職のない者は「小普請入り」といって「小普請支配」という役人の管轄下に入ります。「小普請」とは、城の屋根が壊れたり、石垣が崩れたりした際、修理をする役目のこと。寛政年間 (1789~1801) には、およそ1,800人もいたという記録が残っています。しかし、現実には旗本自らが大工仕事に出かけていたわけではなく、配下の者を派遣するケースが多く、時代が下がると人手を出す代わりに、人件費だけを納め、仕事は全く無かったのです。しかも一度小普請入りすると、余程の幸運に恵まれない限り、新たな役職に就くことはできなかったといいます。

江戸あらかると

旗本の内職

旗本の内職

知行高の低い下級旗本や御家人は経済生活の困窮から内職を行っていました。内職の種類には拝領地内の土地を利用するものと屋内で行われる手内職があり、麻布組屋敷の草花、代々木千駄ヶ谷の鈴虫・コオロギ、下谷の金魚、青山百人町の傘、根来百人組の提灯などが有名でした。交替寄合の岩松満次郎は猫の絵が得意で、八方睨の猫として著名でした。この絵は幕末に蚕紙 (蚕卵台) の鼠除けによいというので運送の際に添えられ、もてはやされた。

過去の放送一覧

過去の放送一覧を見る

  • 公式ブック 謎解き!江戸のススメ
  • 公式モバイルサイト スマホ・携帯サイトにも対応
  • ダウンロード無料!番組オリジナルスマホアプリ
  • 「江戸のススメ」検定
江戸のススメテーマソング

「大河悠久」(アルバムTOGI より)演奏:東儀秀樹,古澤巌