今週の謎

#124 2014年8月18日放送

今週のテーマ:「保科正之~ナンバー2の人生」

徳川家康が築き、260年に亘って続いた江戸時代。『徳川の平和』と賞賛される泰平の世を実現させたのは会津松平家の祖、保科正之でした。二代将軍・徳川秀忠の御落胤として生まれた保科は、いかにして将軍後見人にまで上り詰めたのか?保科が実施した人を想う政治とは?名君・保科正之の波乱に満ちた人生に迫ります!

「今週のふれーず」
ダイジェスト動画

過去の放送一覧をみる

江戸のうんちく学

保科は生涯で六男九女をもうけました。しかし、そのほとんどが早死にで、15人中12人が保科より先に亡くなっています。中でも長女・媛姫 (はるひめ) は手違いにより実の母親「お万の方」に毒殺されてしまいます。お万の方は、他の側室が産んだ保科の四女・松姫と加賀前田家の縁談が決まったことを妬み、松姫を結婚祝いの席で毒殺することを計画。奥女中に命じて松姫の膳に毒を盛るのですが、その膳が媛姫の膳と入れ替わってしまったことで、媛姫が死んでしまうのです。そのことを知った保科は激怒し、お万の方に手を貸した女中18人を処刑し、お万の方を遠ざけました。この事件の10年後、保科は「会津家訓十五箇条」を定めますが、その4条に『婦人女子の言、一切聞くべからず』という条項があります。保科はこの件を重く受け止めていたのかもしれません。

江戸あらかると

成就院

成就院

東京都目黒区にある「たこ薬師 成就院」。こちらの境内には、保科の母・お静が寄進した「お静地蔵」が安置されています。お静は地蔵に、保科がいつの日か公に将軍の子と認められるよう願いを込めたといいます。保科は後に異母兄で三代将軍となった徳川家光に重用され、四代将軍家綱の後見人を務めるようになります。この故事に由来して、「お静地蔵」は現在でも出世などを願う人々の信仰を集めています。

過去の放送一覧

過去の放送一覧を見る

  • 公式ブック 謎解き!江戸のススメ
  • 公式モバイルサイト スマホ・携帯サイトにも対応
  • ダウンロード無料!番組オリジナルスマホアプリ
  • 「江戸のススメ」検定
江戸のススメテーマソング

「大河悠久」(アルバムTOGI より)演奏:東儀秀樹,古澤巌