今週の謎

#120 2014年7月21日放送

今週のテーマ:「江戸の避暑」

エアコンのなかった江戸時代、人々はどのような方法で夏の暑さを乗り切ったのか?庶民が涼しい風を求めて集まった大人気のスポットとは!?涼を感じる食べ物や、現代にも受け継がれる夏の風物詩など、その知恵と伝統の技に迫ります。

「今週のふれーず」
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江戸のうんちく学

夏を乗り切るには、「食」での養生も大切でした。現代には欠かせない「そうめん」ですが、江戸時代でも夏の定番料理でした。今のような醤油ベースのつゆも江戸時代に誕生したと言われています。冬の寒さが厳しい地域などでも育つ「小麦」から作られる素麺は、乾麺のため、数年は日持ちする優れもので、幕府が飢饉食として製造を推進したため、急速に普及しました。また「麦湯」と呼ばれる飲み物が大人気で、これは今でいう「麦茶」です。現在は冷たくして飲むことが多いですが、江戸時代では熱いまま飲んでいました。熱いまま飲むことで汗をかき、風にあたって涼しくなろうという目的もあったのです。また、原料である大麦には体温を下げる効果があり、熱中症予防にもなりました。そのようなことから人気を呼び、夏の夜になると、多い時で10軒以上の「麦湯屋」が町に出ていたといいます。江戸の人々の知恵が、現代の食にも受け継がれているのです。

江戸あらかると

釣りしのぶ

釣りしのぶ

釣りしのぶとは、竹などの芯材に山苔を巻きつけ、しのぶ草を束ねて形を作ったもので、江戸時代に庭師が作り始めたのが起源だと言われています。夏場は青々とした葉が広がりますが、秋には枯れてしまいます。しかし、また翌年の春には新芽を出し、葉を生やしてくれます。このように冬の寒さから耐え忍ぶことから、「釣りしのぶ」と呼ばれるようになったとも言われています。まさに夏ならではのグッズなのです。

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江戸のススメテーマソング

「大河悠久」(アルバムTOGI より)演奏:東儀秀樹,古澤巌