今週の謎

#117 2014年6月30日放送

今週のテーマ:「与力と同心」

今の警察組織にあたる与力と同心は庶民の憧れのポストだったが彼らには過酷な下積み時代があった!キャリアVSノンキャリア、奉行所の実験を握っていたのは実はノンキャリア組だった?そして事件捜査のプロの同心の驚きの捜査テクニックに迫ります。

「今週のふれーず」
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江戸のうんちく学

江戸の町奉行所には町奉行を頂点に与力25騎、同心120人が所属していました。与力になれるのは旗本で、本来ならば将軍にお目見えできる立場なのですが、死体や罪人を扱うことから「不浄役人」と呼ばれ、お目見えは許されず、他の部署への異動も禁じられていました。上司である町奉行は幕府内のキャリア的存在で、与力との間には俸禄や待遇に歴然とした格差があったのですが、奉行所内の実権は与力が握っていました。他部署への異動が禁じられたことで、与力たちのもとには仕事のノウハウが蓄積されていたのです。一方同心は与力の下につき、現在の巡査のような仕事をしていました。少ない人数で江戸の治安を維持するために同心は自腹で岡っ引きを雇い、捜査に協力させていました。時代劇などによく出てくる十手は容疑者を捕縛する目的以外に、身分を証明する道具としても使用されていました。

江戸あらかると

八丁堀

八丁堀

町奉行所から歩いて20分ほどの場所にあったのが八丁堀でした。ここに奉行所に勤める与力と同心の組屋敷が置かれたことから、与力や同心は「八丁堀の旦那」と呼ばれました。与力の屋敷は約300坪、同心はその1/3の100坪ほどを拝領していました。与力と同心は薄給だったため、多くは敷地のあまったスペースに貸家を作り、人に貸出し、家賃収入を得ていたといいます。八丁堀は与力・同心が住む場所ということもあり、治安の良さがイメージされ、町人からは人気の高いエリアでした。

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江戸のススメテーマソング

「大河悠久」(アルバムTOGI より)演奏:東儀秀樹,古澤巌