今週の謎

#115 2014年6月16日放送

今週のテーマ:「江戸の農業」

経済都市江戸を支えたのは、人口のおよそ8割だった農民たち。安定した年貢を取るために幕府が考え出した秘策とは?煙草に踊り、農民たちは本当に苦しい生活をしていたのか?生産力アップ、目から鱗の知恵と技術に迫ります!

「今週のふれーず」
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江戸のうんちく学

この検見法とは、幕府や領主から派遣された役人が村を訪れ、稲の実り具合などを調査するなどして、その年の年貢高を決定するやり方です。これは、時間や費用がかかるうえ、検見をする役人のさじ加減ひとつで年貢額が変わることもあって不正や癒着も多かったといいます。八代将軍徳川吉宗の代になると、「検見法」に代わる新しい年貢徴収法「定免法」が用いられるようになりました。これは、過去数年間の収穫量から年貢額を決めるもので、豊作・凶作に関係なく、農民は一定の量を納めれば良かったのです。この方法であれば、幕府は年貢を安定的に確保でき、農民も収穫が多ければ余分に収穫した分を得することになるので、労働意欲のアップが期待できたのでした。正に、幕府にとっても百姓にとってもプラスになったのです。

江戸あらかると

見沼代用水

見沼代用水

埼玉県東部を南北に縦断する用水路 (水路延長85km) で利根川大堰から取水し、川口市内で荒川に合流しています。享保13年 (1728)、幕府の役人だった井沢弥惣兵衛為永が新田開発のために、申請した灌漑農業用水のことです。かつて武蔵国にあった水面積1200haの巨大な見沼溜井の代わりに開削されました。その建設には、紀州流の農業土木技術を駆使しており、先人達の弛まぬ努力によって維持管理され、現在に至っています。

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江戸のススメテーマソング

「大河悠久」(アルバムTOGI より)演奏:東儀秀樹,古澤巌