今週の謎

#101 2014年3月10日放送

今週のテーマ:「災害からの復興」

江戸時代にも、大規模な災害は幾度となく起こりました。その度に人々は力を合わせ復興してきたのです。町の大半を焼き尽くした明暦の大火、200年ぶりに起きた富士山大噴火、そして多くの餓死者を出した天明の大飢饉。これらの災害から江戸の人々はどのように立ち上がっていったのか。「災害からの復興」に秘められた謎を解き明かします!

「今週のふれーず」
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江戸のうんちく学

明暦3年1月18日に江戸で発生した「明暦の大火」は、本郷にあった本妙寺から出火した火が江戸市中に広がり、江戸の6割であるおよそ400町を焼け尽くしました。被害を受けた建物は大名屋敷160、旗本屋敷770、寺社350にものぼり、死者を10万人以上も出した大火災でした。この明暦の大火は別名「振袖火事」とも呼ばれています。火災が発生したこの日、本妙寺では恋患いで死んだ少女の供養が営まれていました。経をあげ、生前彼女が大切にしていた振袖を火に投じたところ、一陣の風が吹き、まるで少女の怨念が乗り移ったかのように、燃える振袖は本堂の屋根へと飛んでいったのです。振袖の火は寺へ燃え移り、瞬く間に江戸の町を焼き尽くしてしまったというのです。これはあくまで伝説なのですが、この話が広がった事で明暦の大火は「振袖火事」と呼ばれるようになったのです。

江戸あらかると

向ヶ丘公園

向ヶ丘公園

陸奥国塙の代官・寺西封元は、天明の大飢饉により困窮した庶民を救うため、様々な政策を打ち出しました。まず行ったのは、人々を公共工事に従事させ、当面の生活費を支給することでした。福島県塙町にある向ヶ丘公園はこの時につくられたもので、園内には寺西の死後、その死を悼んだ人々により「寺西神社」が建立されました。

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江戸のススメテーマソング

「大河悠久」(アルバムTOGI より)演奏:東儀秀樹,古澤巌