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ホームドクター・神村愛2~看取りの事件カルテ~

この番組は終了しました

市原悦子主演。在宅医療が専門の訪問医・神村愛が、訪問医療の現場で起こる身近な事件を解明!

◆キャスト
神村 愛:市原悦子   神村達也:小野武彦 三村和志:今井雅之 金子健太:中島広稀   斉藤久治:北村総一朗 斉藤 毅:趙 たみ和 黒田一美:遠藤久美子   藤堂辰巳:鶴田 忍 黒田 真:井田國彦 倉橋洋介:篠井英介
◆スタッフ
脚本 :西岡琢也 監督 : 黒沢直輔
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次回の放送

番組内容

神村愛は在宅医療が専門の訪問医。患者が自宅で安心して医療を受けるには、家族の協力が不可欠であり、患者家族の同志となる訪問医は彼らと手を握り心を通わせ、苦難やトラブルに対処しなければならないと考えている。患者や家族のために、長年の医師人生で培った人間観察力や洞察力で事件を解明し、真実を暴き出す。 いつもと変わらぬ慌ただしい神村家の朝。訪問医である神村愛(市原悦子)は夫の達也(小野武彦)が作った朝食をかきこんで患者のもとへ向かう。近頃、愛が気にかけているのは重篤な心臓病患者の独居老人、斉藤久冶(北村総一朗)だ。妻は既に他界しているが、近くに住む息子でフリーターの毅(趙?和)は頻繁に顔を出し世話をしている。いつものように愛が診察をしての帰りしな、郵便受けに入っている手紙を久治に渡した。差出人は黒田一美。受け取った手紙をそそくさと引き出しに入れる久冶の姿に愛は驚く。まさか恋人? と冗談を交わしながら談笑するが、愛は久冶の様子が気になっていた。 ある日、自然食品の販売で急成長したネット販売会社社長・藤堂辰巳(鶴田忍)が何者かに殺された。強引なビジネス展開をしていた藤堂には敵がとても多く、評判が良くなかった。トラブルも多かったようで、その矢面に立って調停していたのが会社の顧問弁護士・倉橋洋介(篠井英介)だった。捜査にあたった三村警部(今井雅之)に倉橋は全面協力すると言ったものの、確信にいたる情報は得られなかった。 捜査に行き詰まった三村警部が訪れたのは神村家。元上司の達也に相談がてら、うまい飯にありつこうとしていた。三村の話に殺された藤堂に一美という一人娘がいると聞きハッとなる愛だった。 そんな中、愛は久治から相談を持ちかけられる。毅が藤堂殺しの容疑で警察の取り調べを受けたと言うのだ。かつて勤めていた藤堂の会社を突然クビになった毅は不当解雇を理由に訴訟を起こしていた。倉橋が毅は藤堂に恨みをもっていたのではと証言したうえ、毅のアリバイが成立していないためだった。容疑者となった息子の無実を訴える久治は愛に「ある女性に手紙を届けて欲しい」と頼む。その相手は黒田一美(遠藤久美子)。愛は余計な詮索はせず一美のマンションに向かうが、父親の葬式に出ていて不在だと知る。その父親というのは、藤堂辰巳だった。葬儀場には一美と倉橋の姿があった。愛が久治に頼まれて手紙を届けに来たと伝えると一美は動揺する。果たしてこの手紙の内容とは・・・。 しかしそこへ一美の夫で出版社社長の黒田真(井田國彦)がやってきて、愛は乱暴に外へ追い出されてしまった。 一方、藤堂殺しの犯人に黒田が急浮上。黒田は義父・藤堂の会社の取締役でもあったが、会社の金を使い込み、藤堂と激しく言い争う姿が目撃されていたのだった。頑強に否定した黒田だが、三村警部は任意の取り調べを続けた。 ある朝、その黒田の死体が発見された。他殺と事故の両面から捜査が始まった。ところが週刊誌記者時代にしつこい取材で有名だった黒田に恨みを持つ者が多く、捜査は難航した。 同じ頃、愛は達也と夫婦が以前から目をかけていた金子健太(中島広稀)から内密に調べた調査の結果を聞いていた。かつて一美と毅は恋人同士だったが、藤堂の会社で起きた問題の責任の一切を納品業者だった久治が負わされ、藤堂は一美と毅の仲を引き裂いたのだ。そればかりか毅を不当解雇にし、一美を黒田と結婚させたのだ。愛はその話を確かめに久治の元へ。自分のせいで毅と一美の仲が裂かれ二人を不幸にしてしまったと涙を流す久治。自分を責める久治に毅は「親父のせいでない」と言い、その度に心が傷むと漏らす。 だが、警察の見解は毅の犯人説に傾く。久治と一美、毅の昔話が達也のミスで三村警部に伝わってしまったのだ。三村警部は、久治と毅が被害者に恨みを持つ決定的な証拠をつかんだと、血気盛んに斉藤宅へ事情聴取に向かった。 部屋に入ると、久治に付き添う愛がいた。にらみをきかせる愛に一瞬ひるんだ三村警部だったが・・・。

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