財務捜査官雨宮瑠璃子3
粉飾決算の甘い汁が美人ホステスの死を招く!失踪した社長令嬢に秘められた驚愕の遺恨…一枚の領収書が暴く悲しい親子愛。
粉飾決算の甘い汁が美人ホステスの死を招く!失踪した社長令嬢に秘められた驚愕の遺恨…一枚の領収書が暴く悲しい親子愛。
警視庁財務捜査官・雨宮瑠璃子(浅野)は、大手ディスカウントショップ「アレキサンダー」の粉飾決算疑惑の捜査を進めていた。ショップの社長・戸川鉄男(尾藤)の強引な経営が世間の非難を浴び、新店舗建設を巡って反対運動が起きていた。一方、捜査一課の刑事・村上徳郎(柳葉)は、馴染みのキャバクラ嬢・宮下典子(坂東)が殺されたとの知らせを受け、現場へ急行する。典子が毒を盛られたことが判明し、金の流れを解明するスペシャリストである瑠璃子も捜査に合流する。村上は、典子に入れあげていた佐々木継男(西川)が、金を貢いでいたという証言を入手する。継男はビル経営会社の大手・佐々木ビルの社長・佐々木隆蔵(清水)の跡取り息子である。継男は殺害を否定するが、瑠璃子は継男が金を横領していた事実を発見し、殺人事件に関わりがあるのではないかと推理する。