駅前タクシー湯けむり事件案内1
タクシー運転手が銀行強盗犯立てこもり事件に巻き込まれる!
タクシー運転手が銀行強盗犯立てこもり事件に巻き込まれる!
梅沢夢太郎はタクシーの見習い運転手。警官だったがお人好しが災いして詐欺師の片棒を担ぎ警察を辞めるハメに。やがて足の向くまま熱海に来て、タクシー運転手・前川新之助の温情に触れた彼は見習として働くことになった。仕事にも慣れてきたころ、夢太郎は新之助の腕の傷を目にした。それは7年前、後輩の巡査・主水が通り魔事件に遭遇した際、逃亡した犯人が負っていた傷そっくりだった。夢太郎は指紋を採ろうと新之助の家へ行くが、そこへ手配中の銀行強盗犯が逃げ込んで来て、新之助と夢太郎は人質になってしまう。夢太郎は一瞬の隙をついて犯人に襲い掛かるが、その際に夢太郎が自分の指紋が付いたコップを隠し持っていた事に気付いた新之助は裏切られた思いから夢太郎を側にあった花瓶で殴り付けてしまう。そこへ何も知らない息子・友樹が帰宅する。その頃、夢太郎から連絡を受けていた主水と香奈恵も新之助の自宅へと向かっていた。