放送番組審議会

  • 2015.10.14

    第51回

    1.

    日 時

    2015年10月14日(水)午後5時

    2.

    場 所

    BS-TBS大会議室

    3.

    委員の出席

    委員総数 7名
    出席委員数 5名

     

    出席者

    委員長 山崎敏子
    委員 岸伸久 渡辺久哲 丸島俊介 諸田玲子

     

    局側

    平本 取締役会長
    星野 代表取締役社長
    渡辺 常務取締役
    高田 常務取締役
    菅原 取締役
    大崎 取締役・放送番組審議会事務局
    佐藤 制作局長
    佐藤 編成局編成部長
    朝岡 番組プロデューサー

    4.

    議 題

     
     

    審議事項

    テレビ番組
    「五木ひろし 思い出の唄と小さな旅スペシャル」
    放送日時:2015年9月11日(金)

     

    (審議委員)

    ・企画意図が非常におもしろいと感じた。ただ、もう少し五木さんの原点とか、人生の機微というポイントが画面を通じて出てきてもいいのかなと思った。

    ・八代亜紀さんとのかけ合いがすごく楽しかった。五木さんの人間らしさが非常に生かされた場面と感じた。また八代さんの魅力、特に銀座のクラブで歌っていた時代のお話で、他の店のホステスさんがこぞって聴きに来ていたというエピソードが、女性の心に訴えるものであった。

    (審議委員)

    ・五木さんが番組の最後で、人生の中で出会いが大切だと、恩師である上原げんと先生の大切さを語るかたわら、恩師の居場所や状況を知らず、ご家族との連絡も全くとっていない事実に驚きを感じた。それだけ連絡をとってないにもかかわらず、最後に恩師のお墓にお花を持って墓参りという映像が、正直、白々しく映った。

    (朝岡番組プロデューサー)

    ・番組のコンセプトは「五木さんの原点をたどる」。五木さんの恩師というと、遠藤実さんや山口洋子さんが有名だが、「原点という話になると、初めて東京に出てきたときにお世話になった上原げんと先生。」という本人の強い思いがあった。「全日本歌謡選手権」のときに、審査員の船村徹さんが応援してくれたことがあった。実は、船村さんは上原先生と繋がりがあり、門下生だった五木さんに注目していたという。五木さんは「改めて芸能生活50年を振り返ると、全て上原先生が道筋をつけてくれた。やはり五木ひろしの原点は上原先生であったし、今再び上原先生という人を語り継いでいきたい。」と言っており、そんな気づきが五木さんの中に番組を通してあったと思う。お墓参りのシーンは、原点を辿り行きついた場所であり、訪ねる意味がある。企画出発点はコンセプトに沿った展開だった。

    (審議委員)

    ・冒頭にでもご本人の言葉で、上原さんへの想いや、説明みたいなものが視聴者に向けてあると、「ああ、そうか。彼は今ここに来て、この時代になって、やはりそこが原点か。」ということが胸に入ってくる。その辺の説明が欲しかった。

    (審議委員)

    ・この番組の位置づけが少し気になった。「歌謡番組」ということで打ち出そうとしているのか。あるいは、「昭和スターの人生を取り上げる」というコンセプトで番組を作って行こうとか、その辺の背景みたいなことも聞かせて欲しい。

    (佐藤編成局編成部長)

    ・紀行番組の中に、歌と思い出を語りながら、その時代に共感していただけるような企画が成立しないか、という発想を思いついた。
    そこへ五木ひろしさんをキャスティングすることで制作してみようというのが原点。
    「小さな旅」というタイトルに大きな要素をかけ、期待を込めて編成した。

    (審議委員)

    ・娯楽番組は、タイトルで番組を観るかどうかを判断することもある。もっと興味を引きつけるタイトルでもよかったのではないか。「小さな旅」の「小さな」というところが、番組の価値や印象を上げるとは感じなかった。

    (朝岡番組プロデューサー)

    ・今回の番組は「人生の足跡をたどる」というドキュメンタリーの側面もあった。下積み時代をともに過ごした八代さんとのシーンは、想像以上に盛り上がり、撮影後に放送尺を長くする判断をした。2人が若い頃へだんだんと戻っていった現場の空気を視聴者に届けたかったからだ。そのために、説明が必要だった箇所が抜け落ちたかもしれないが、皆さんの印象に残るシーンとなったので良かったと思っている。

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