放送番組審議会

  • 2009.11.09

    第29回

    2009年11月9日に第29回BS-TBS放送番組審議会が開催されました。
    審議会委員は7名が出席され、BS-TBS側からは平本社長以下7名が出席致しました。 
    第29回の審議会は、テレビ番組『20世紀建築の革命児~ル・コルビュジエのメッセージ』について審議を行いました。
    放送日 10月29日(木)21時00分~22時54分

    委員からは以下のような意見・感想がありました。

    • ・ル・コルビュジエ自体の名前は、コンクリート打ち放しの元祖のような建築家、スタイリッシュな椅子をデザインした建築家としてくらいしか認識がなかったが、この番組を見て、いろいろと考えさせられることや喚起されるものがあって面白かった。建築というのは時代に投げかけられた有形の批評みたいな、視点が番組を貫いていたのが非常によかったなと思いました。
    • ・65年に亡くなっていますので、何で今コルビュジエなのかと素直に思った。中途半端に知識を植えつけられた。せっかくだから、もうちょっと違う人も知りたいなというのも思いました。
    • ・「人間にとって建築とは何か」というイントロの映像がなかなか壮大で、期待感がワッという感じで見た。建築家を扱った番組をよく見るが、コルビュジエを中心に系統立ててうまくまとめているなという感じを得た。
    • ・何かつかみどころがないなという感じを持ち、結果的に2時間は少し長かったという印象。コルビュジエに代表されるようなモダニズム建築というのが、今の感覚からするとちょっと古い。その中にかつて感じたような新しさ、魅力というのを感じなくなってきている。その古さみたいなものをどういうふうに料理するかというところが、番組として問われていたのではないかと思う。その点が見ていて気になった。
    • ・「人間にとって建築とは何か」というような問いかけがあり、最後に「建築は人間を自由にする」とある。これで一応問いかけと答えが出たように思えるが、どうもうまくつながらない。「人間にとって建築とは何か」というのと、建築は何々というのとではちょっと対応していない。そこに不満が残った。
    • ・約2時間、いろんな刺激を受けながら、非常に楽しく見させてもらった。非常によく丁寧な取材し、限られた時間の中で1人の建築家を描くだけではなくて、建築の思想みたいなものまで描こうとしている。大変欲張りな、意欲的な取り組みだったと思う。
    • ・個人的にドキュメンタリーが大好きなので、大変楽しく見た。テレビは自分が知らないこと、新しいことを教えてくれたり見せてくれると、見てよかったなという感を強くするので、そういう点では大変楽しめた。
    BS-TBS番組審議会委員
    委 員 長
    師岡 文男  (上智 大学教授)
    副委員長
    村 和男 (弁護士)
    委員
    逢坂 剛  (作家)
    委員
    沼田 早苗 (写真家)
    委員
    野間 省伸 ((株)講談社 代表取締役副社長)
    委員
    成田 康昭 (立教大学教授)
    委員
    篠原 弘子  ((株)プレノンアッシュ 代表取締役社長 )

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