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地球バス紀行

毎週火曜22時オンエア

人間の鼓動に出会う旅、一篇の旅物語
旅の案内役は「バス」です。大陸を横断する長距離バスから都市部を毛細血管のほうに走り回る生活導線バス。早足の旅ではけっして見えて来ない車窓の風景が、乗り合わせた人との出会いが、いろいろな物語を紡ぎだしていきます。

2011年11月22日 O.A.

#34 ユトランド半島北上

デンマーク

地図

北欧の玄関口、コペンハーゲンから、ユトランド半島を北上、ヨーロッパ有数の夕日の名所としてしられるスケーエンを目指します。

まずは、空港からバスにのり、コペンハーゲン市街へ。デザイン王国デンマークの名に
ふさわしいオシャレな建物やウィンドウが目につきます。おしゃれな作りのカフェで、家具デザイナーを目指す若者と出会います。その案内で、デザイン建築を見学したり、大学の工房にも案内してもらながら、デザイン王国デンマークの神髄に触れることができました。

コペンハーゲンを出発し、次に目指したのはバイキングで有名な町、ロスキレ。かつてのバイキング船の技術をうけつぐ船大工さんや、バイキングの子孫たちが集まるカフェで、おおらかでたくましいバイキング魂について語り合いました。場は盛り上がり、やがてバイキングの子孫を名乗る若者たちの力比べに…。さらに、ユトランド半島のラナースで途中下車。自然があふれる森の町、ラナースではこの日、きのこ祭りの真っ最中。きのこ採り名人のおじいさんにきのこの採り方を学び、その後で、絶品きのこ料理をごちそうになりました。

ここからはユトランド半島をひたすら北上。貴族の館が多くたつオールボーで、貴族の館を見学した後は、夕日の町スケーエンを目指します。多くの画家たちが、その絶景をキャンバスにとどめたという夕日に酔いしれました…。