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地球バス紀行

毎週木曜21時オンエア

人間の鼓動に出会う旅、一篇の旅物語
旅の案内役は「バス」です。大陸を横断する長距離バスから都市部を毛細血管のほうに走り回る生活導線バス。早足の旅ではけっして見えて来ない車窓の風景が、乗り合わせた人との出会いが、いろいろな物語を紡ぎだしていきます。

2016年8月18日 O.A.

#267 ジャイプル発 マハラジャの夢めぐり

インド
地図

今回の旅先は、インド北西部にあるラジャスターン州の砂漠地帯に、かつての王マハラジャたちの栄華の世界を巡ります。
州都ジャイプルから旅はスタート。マハラジャが作った町を散策。途中、サンガネール村で出会ったのは、世界へ発信される最先端ファッションの工房。サモードでは今話題の豪華絢爛・宮殿ホテルにてマハラジャ気分を満喫!旅の最後は、砂漠の城塞都市・ジャイサルメールへ。ダンスと唄の得意な砂漠の民カルベリアに出会いました。

スタートの地 ジャイプル

旅の始まりは、かつての王様・マハラジャが作った歴史的建造物が多く残る都市ジャイプル。アンベール城、水の宮殿、風の宮殿など多彩な見所を巡ります。

マハラジャが愛した織り物 サンガネールプリント

町で見つけたのは伝統的な技法のプリントが美しい洋服。マハラジャも愛したものだそうです。今ではインドから世界へ発信される最先端のファッションだそうです。そのプリント生地を作るサンガネールへ。工房では、長い布に木版でプリントする職人たちの世界にも出会いました。

小さな村に巨大なマハラジャ宮殿 サモード

マハラジャが作った巨大な宮殿があると聞いてジャイプルから1時間の村・サモードへ。マハラジャ宮殿は、いまではホテルになっていました。宝石を散りばめた広間、そしてゴージャスな部屋がいっぱい。砂漠の地でしか味わえない食材を使った豪華宮殿料理などマハラジャ気分を味わいます。宮殿の近くには、小さな村がありました。かつては、マハラジャとともに暮らしていたそうです。

砂漠の城塞都市 ジャイサルメール

バスに揺られること約620km。たどり着いたのは、砂漠貿易の要衝に築かれた城塞都市ジャイサルメール。巨大な城塞の屋上まで駆け上がり、夕日で黄金色に輝くゴールデンシティーを満喫。

砂漠の民 カルベリア

ジャイサルメールの砂漠地帯を行くバスで、砂漠の民カルベリアの女性に出会います。付いていくと、砂漠に小さな小屋と自給自足に近い生活がありました。はるか昔から、砂漠に生きる民の踊りも体験しました。