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地球バス紀行

毎週木曜21時オンエア

人間の鼓動に出会う旅、一篇の旅物語
旅の案内役は「バス」です。大陸を横断する長距離バスから都市部を毛細血管のほうに走り回る生活導線バス。早足の旅ではけっして見えて来ない車窓の風景が、乗り合わせた人との出会いが、いろいろな物語を紡ぎだしていきます。

2016年1月21日 O.A.

#241 エディンバラ発 スコッチの里とネッシーの湖へ

イギリス
地図

今回の旅先は、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(イギリス)を構成する4つの地域の1つ、スコットランド。
首都・エディンバラを出発し、スコッチウイスキーの蒸留所がある町、そして、ネッシーが目撃されたというネス湖を目指します。

エディンバラ

町の中心部が、世界遺産に登録されているエディンバラ。歴史的建造物が並ぶ「旧市街」と、18世紀後半に作られた「新市街」を、周遊バスで巡ります。その途中、スコットランドの民族衣装であるタータンチェックのキルトを着て、バグパイプを演奏する男性に遭遇。さらに、タータンチェックのお土産屋さんでは、柄に秘められた意外な事実を教えてもらいます。また、古都・ダンファームリンと、ネッシーで有名なネス湖をオススメされ、バス旅をスタートさせます。

ダンファームリン

かつて、スコットランド王国の首都だったダンファームリン。町一番の見所というダンファームリン修道院に行き、「スコットランド独立の父」ロバート1世の墓や、12世紀に描かれた聖画を見学します。

ピトロッホリー

ネス湖へ向かうバスの中で、ウイスキーの産地として有名なピトロッホリーをオススメされ、途中下車することに。向かった先は、スコットランドで一番小さいと言われる蒸留所。100年以上も変わらない、昔ながらの製法で作られるレアなスコッチ。風味を存分に味わうための、おいしい飲み方を伝授してもらいます。
その後は、宿探し。趣のあるお屋敷のようなホテルを発見し、部屋が空いているか聞いてみると、なんと、あの夏目漱石がロンドン留学時に宿泊したことがあるとのこと。漱石がピトロッホリーのことを書いた詩を読んでもらい、いい景色が見える部屋に泊まります。

ドロムナドロケット(ネス湖)

ネス湖観光の拠点と教えてもらったバス停「ドロムナドロケット」で下車。ネッシーに関する資料を展示している施設に行ってみると、30年以上ネッシーを研究しているという男性が、案内してくれることに。本当にネッシーは存在するのか?衝撃の新事実が明らかに?