中国の南西部にある雲南省。緯度は低いのですが、平均標高が約２０００mと高地にあるため1年を通して穏やかな気候のこの地域は、さまざまな少数民族が住んでいることで知られています。今回はそんな少数民族たちを訪ねます。
旅の始まりは雲南省の省都・昆明。さっそく西に２００kmほどの楚雄という街に向かってバスは走り始めます。楚雄では"イ族"という少数民族に出会い、その生活を体験。最後は素敵な踊りを見せてもらいます。
そして、バスはさらに西に進み大理という街へ。ここ大理は大理石のふるさと。先祖代々この大理石を加工しているという少数民族"白族（ペー族）"と出会います。また、ここでは白族の伝統的な漁法として鵜飼いを見せてもらいます。 最後は大理から北に向かい、世界文化遺産の街、麗江へ。ここに住む"ナシ族"の人たちは、水道が通った今でもわき水を使い、伝統的な様式でお墓参りをしていました。
旅の終わりは標高４５００mの玉龍雪山で圧倒的な自然を目の当たりにします。