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地球バス紀行

毎週木曜21時オンエア

人間の鼓動に出会う旅、一篇の旅物語
旅の案内役は「バス」です。大陸を横断する長距離バスから都市部を毛細血管のほうに走り回る生活導線バス。早足の旅ではけっして見えて来ない車窓の風景が、乗り合わせた人との出会いが、いろいろな物語を紡ぎだしていきます。

2015年4月2日 O.A.

#204 心躍るバス旅の魅力スペシャル 〜キューバ・ハワイ・オマーン・南ア・メキシコ〜

バスの中で国民性を知る!(キューバ)

カリブ海域最大の都市、ハバナ。市内を走るバスに大きなコンテナを運ぶ若者が乗り込んできました。聞けばタマーレス(トウモロコシの粉を蒸したケーキ)を売りに行く最中とのこと。さっそく混みあう車内でコンテナを開け、自慢のタマーレスを勧めてくれました。笑いながら、その様子を眺めている他の乗客たち。これぞキューバ人の大らかさに出会った瞬間です。
地元の人とふれあい、その暮らしや国民性を垣間見られるのは、ローカルバスの旅ならでは!

穴場情報はバスでゲット!(ハワイ・オアフ島)

オアフ島のバスは日本語の表記もあり、世界一日本人観光客が乗りこなしやすいバスの一つ。きれいなビーチを探してホノルルから乗車したところ、なんと運転士さんから穴場情報をゲット!カイルアという町には、オバマ大統領が休暇に訪れるというビーチがあるのだとか。確かに、そこには白砂とエメラルドグリーンの海が広がる、世にも美しいビーチがありました。

トラブルもバス旅の醍醐味(1)(オマーン)

アラビア半島の産油国、オマーン。長距離バスに乗ったときのこと、砂漠の真ん中でバスがオーバーヒート。なんとか最寄りの町までたどり着いたものの、そこでバスを降ろされてしまいました。次のバスが来るまでは5時間!待てる場所は食堂しかなさそうな小さな町でしたが…そこでいい出会い、そして驚きの発見がありました。
予想外の体験もたらしてくれた、バスのエンジントラブル。これものんきなバス旅ならではのハプニングです。

トラブルもバス旅の醍醐味(2)(南アフリカ)

南アフリカの首都プレトリアから、野生動物の王国と言われ、南ア随一の人気観光地クルーガー国立公園を目指すバスの旅。親切な若者が教えてくれたバスの乗り込んだものの、乗客から全然方向が違うと聞いて茫然。何でも南アフリカの人は、尋ねられると「知らない」と答えるのが悪いと感じてしまうところがあるんだそう。しかたなく途中下車しますが、そこには驚くべき光景が広がっていました。
ウソも親切心ゆえ。人々の温かさに触れつつ、知見が広がるのも、バスの旅の醍醐味!

夢をかなえてくれる!バスの旅(メキシコ)

テキーラのふるさと、メキシコ西部のテキーラ村。テキーラソムリエの資格を持つEXILE USAさんも、かつて訪れたことがある、テキーラ愛飲者の聖地です。メキシコ第二の都市、グアダラハラから、その名も「テキーラバス」でアクセス可能。世界遺産にも登録されているテキーラ村では、本場のテキーラ三昧!
行きたいところ、どこへでも連れて行ってくれるバス。バスはあなたの夢をかなえてくれます!