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地球バス紀行

毎週木曜21時オンエア

人間の鼓動に出会う旅、一篇の旅物語
旅の案内役は「バス」です。大陸を横断する長距離バスから都市部を毛細血管のほうに走り回る生活導線バス。早足の旅ではけっして見えて来ない車窓の風景が、乗り合わせた人との出会いが、いろいろな物語を紡ぎだしていきます。

2014年9月18日 O.A.

#178 プノンペン発 白砂のシアヌークビルへ

カンボジア

地図

インドシナ半島に位置する東南アジアの国・カンボジア。東にベトナム、西にタイ、北にラオスと国境を接し、南は南シナ海に接っしています。今回は活気ある首都・プノンペンを出発し、カンボジアで最も美しいとされる夕日を見に港町シアヌークビルを目指します。

プノンペン(首都)

カンボジアの首都であるプノンペンが旅の出発点。東洋のパリと謳われたフランス植民地時代の美しい街並みが残る街です。カンボジア国王一家が住む王宮がシンボルになっています。

タケオ

町の子供たちに連れられ、町を一望できる小高い丘へ。そこには美しい風景と共にアンコールワットより古いと言われるプノムチソーの遺跡が建っていました。1000年以上の歴史を持つ神様に旅の祈願をし、次の町へ向かいます。

カンポット

バスの乗り換えで立ち寄った町、カンポット。実はコショウの名産地なんです。トゥクトゥクの運転手に案内され、町の市場行くと、赤・黒・白と様々なコショウが。さらにコショウの農園へも連れて行ってもらい、生のコショウを見ることができました。そして親切な運転手の家族に生のコショウを使った、絶品シーフード料理もごちそうになりました。

シアヌークビル

目的地のシアヌークビルでは、バスを降りて海岸まで猛ダッシュ。間一髪、夕陽が海岸線に沈む前に、何とか美しい夕景に間に合うことができました。カンボジアで最も美しいと言われる夕景、怒涛のカンボジアバス旅の最後に出会えた風景で心癒されました。