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地球バス紀行

毎週木曜21時オンエア

人間の鼓動に出会う旅、一篇の旅物語
旅の案内役は「バス」です。大陸を横断する長距離バスから都市部を毛細血管のほうに走り回る生活導線バス。早足の旅ではけっして見えて来ない車窓の風景が、乗り合わせた人との出会いが、いろいろな物語を紡ぎだしていきます。

2014年5月22日 O.A.

#160 ハノイ発 南シナ海湾岸ロード

ベトナム

地図

今回の旅の舞台は、北ベトナム。首都ハノイから、一路南へ。海岸線に面した様々な町を巡ります。そこには贅沢な海の幸!さらに、思いがけず出くわした幻想的な風景も。まるで一幅の水墨画が広がっているかのようでした!あっバスだ!さあ、ご一緒に!

ハノイ

旅の出発点は首都ハノイ。ベトナムといえば、街中にバイクが行き交うにぎやかなイメージだけど本当にバイクが多い。それから生憎の空模様。行商のおばさんの被り傘。あれ欲しい。おっと!あった!あった!被り傘!いくらするんだろう。ん?よく見るとなんか違う。ヴァインダという名前のお菓子!?食べて良いの?香ばしくて美味しいです。それにしても大きいなこれ。食べきれないよ。

ニンビン

ヴァインダのお姉さんに紹介してもらったベトナム人の好きな景色が見られるというヴァンロン湿原に行くことに。田園風景が広がっている。のどかで良いな。あのおばさん湿原のこと知っているかな?
「私、近くの湿原で船の案内もしているよ」
渡りに船!おばさん、船で案内お願いします!
着いた!ヴァンロン湿原。おお!モヤがかかっていて何だか幻想的。切り立った岩山があって、まるで水墨画のようだ。船もゆったりして気持ち良い。
「また来てね」
はい!絶対にまた行きます!

ビン

続いて訪れたのはビン。特に情報もなくバスがあったから行き当たりばったりで来たけど、結構都会。どうやらうなぎのおかゆが名物のようだ。せっかくだしうなぎのおかゆを堪能しよう!

ドンホイ

ビンのうなぎのおかゆ屋さんに紹介してもらった新鮮な魚介類が食べられるというドンホイへ。中でもエビが美味しいらしい。お店で食べるのも良いけれど、港町だし魚市場で新鮮なエビ食べたい!気さくな漁師さんに出会えて、塩茹でのぷりぷりエビたっぷり頂きました!

笑顔と優しさにあふれた国 ベトナム。どの町も大らかで、どこか懐かしさを感じました。それから日本でも大人気なベトナム料理の神髄を知ることも出来ました。ニンビンの田んぼが実る頃、またごちそうになりに来たいなあ!