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地球バス紀行

毎週木曜21時オンエア

人間の鼓動に出会う旅、一篇の旅物語
旅の案内役は「バス」です。大陸を横断する長距離バスから都市部を毛細血管のほうに走り回る生活導線バス。早足の旅ではけっして見えて来ない車窓の風景が、乗り合わせた人との出会いが、いろいろな物語を紡ぎだしていきます。

2014年5月15日 O.A.

#159 メデジン発 アンデスの花園街道

コロンビア

地図

今回のバス旅の舞台は南米・コロンビア。第二の都市・メデジンを出発し、カリブ海の町・カルタヘナを目指します。アンデス山脈を越えて行くと、そこには一面に広がる菊の花畑が。途中の町では、夢を追う野球少年と出会いました。最後に辿り着いたカルタヘナでは、カリブの海を満喫して旅を締めくくります。

メデジン

コロンビア第二の都市・メデジンが今回の旅の出発点。町の市場を散策していると、日本人にはとても馴染み深い菊の花が売られていました。花屋のお兄さんに聞くと、コロンビアの花だと言います。メデジンの近くの町で栽培しているらしく、花のことが気になるので、まずは花の町を目指すことにします。

リオネグロ

メデジンからアンデスの山を超えながら1時間で花の町・リオネグロに到着。訪れた花農園にはキクの花畑が一面に広がっていました。農園主の男性に話を聞くと、やはり菊は元々日本から来たそうで、疑問解決。菊を育てる女性たちと楽しいひと時を過ごしました。

シンセレホ

お腹が空いたので、花農園でススメられたカリブ海の町・カルタヘナを目指し、魚を食べることに・・・。
しかし、カルタヘナまではバスで15時間。真夜中になってしまうので、途中のシンセレホで降りることにしました。カリブの魚は食べられませんでしたが、シンセレホでは美味しい肉料理を堪能。翌朝、町を散策していると大リーガーを目指している野球少年と出会いました。みんな、大リーガーを目指していました。

カルタヘナ

野球少年と別れ、カリブ海の町・カルタヘナへ。カリブの海を満喫するために、出会った漁師にお願いをして、漁に連れていってもらいました。沖に出て釣りに挑戦するも、釣れた魚は・・・。漁から戻るとすっかり夕暮れ。カリブ海に沈む美しい夕日を見ながら旅を締めくくります。