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地球バス紀行

毎週木曜21時オンエア

人間の鼓動に出会う旅、一篇の旅物語
旅の案内役は「バス」です。大陸を横断する長距離バスから都市部を毛細血管のほうに走り回る生活導線バス。早足の旅ではけっして見えて来ない車窓の風景が、乗り合わせた人との出会いが、いろいろな物語を紡ぎだしていきます。

2013年10月24日 O.A.

#131 カボ・サンルーカス発 太陽の半島をいく

メキシコ

地図

最南端のリゾート地・カボサンルーカス

最南端のリゾート地・カボサンルーカスが今回の旅の出発点。キレイなビーチは朝だというのにたくさんの人で溢れ返っていました。海外からのリゾート客に混じって海を楽しんだ後はいよいよバス旅がスタート。まずはサーフィンの町トドス・サントスを目指します。

サーフィンの町・トドスサントス

カボサンルーカスから北へ1時間ほどでトドスサントスに到着。早速ビーチへ行ってみると、たくさんの地元サーファーで賑わっていました。子どもたちのサーフィン教室を見学させてもらった後は先生サーファーのお宅に招かれ、冷たいビールと奥さんの手料理をごちそうに…素敵な出会いがありました。

おいしいメキシコ料理が食べられる町・ラパス

翌朝、サーファーの勧めで、ラパスという町の市場で朝ご飯を食べる事に。大きな唐辛子の中にチーズを詰めて揚げる名物料理「チレ・レジェーノ」を堪能しました。そしてフルーツ屋では水々しくて甘いオレンジをごちそうになります。なんでもコンスティトゥシオンという町は乾燥しているのに、なぜか美味しいオレンジがたくさんできるのだといいます。美味しさの秘密に迫るべく、オレンジ農園を訪ねてみる事にしました。

世界一甘いオレンジの名産地・コンスティトゥシオン

ラパスを後にし、3時間でコンスティトゥシオンに到着。町外れまで歩いていくと、砂漠のような荒れ地の中にオレンジ農園を発見しました。この町は雨が降らない厳しい環境ですが、地下水をくみ上げてオレンジに与える事によって、味が薄れる事なくビタミンたっぷりの美味しいオレンジが育つのだそうです。もぎたてのオレンジに、搾りたての100%オレンジジュース…心ゆくまでオレンジを堪能しました。

絶品の貝「アルメハ」がとれる漁師町・ロレート

旅の最後に訪ねたのは、絶品の貝がとれるという小さな漁師町ロレート。地元の漁師さんと一緒に漁に出て、船の上でとれたてのアルメハに舌鼓。そして漁師さんのお宅では焼きアルメハをつまみにテキーラを一気飲み!最後の最後までメキシコの美味しいものを味わい尽くして旅を締めくくります。