地球バス紀行トップへ戻る

地球バス紀行

毎週火曜21時オンエア

人間の鼓動に出会う旅、一篇の旅物語
旅の案内役は「バス」です。大陸を横断する長距離バスから都市部を毛細血管のほうに走り回る生活導線バス。早足の旅ではけっして見えて来ない車窓の風景が、乗り合わせた人との出会いが、いろいろな物語を紡ぎだしていきます。

2013年8月27日 O.A.

#123 リバプール発 音楽と癒しの道へ

イギリス

地図

今回は、ザ・ビートルズ誕生の地リバプールから首都ロンドンまで、およそ650キロを旅します。まずは、港町リバプール。移民たちが、この地に集まったことで生まれた独自の音楽“マージー・ビート”そしてビートルズが生まれた地。演奏していたキャバンクラブがマシューストリートにあると聞き行ってみることにします。通りには熱狂的なファンが歌い、エアギターをするおじさんまで!人々の熱気に迎えられキャラバンクラブへ。そこではビートルズの生演奏を聴いたことがあるというおじいさんにも出会います。

続いてマンチェスターにバスで行くには“ジョン・レノン空港”からしか出ていないと聞き、空港のバス乗り場から向かいます。今、イギリスで一番人気の料理はインドカレーなんだとか。3食カレーを食べるというカレー好きの店主が作るチキン・ティッカマサラに舌鼓!続いてはヴェネツィアより運河が多いバーミンガムへ。早速、ウォーターバスを発見!地元の足になっている船に乗り、街の中心地へ。「ナローボート」で生活しているご夫婦と出会い、ゆったりとしたクルーズライフに憧れ。イングランドの大半をボートで巡ったご夫婦から勧められ、古代ローマ人が開いた温泉街バースへ。到着早々に雨に降られ、パブで雨宿り。そこで、屋上に露天風呂があるというサーメ・スパを教えてもらいます。静かな朝風呂がおすすめということで、湯気で霞む街を見ながらイギリス唯一の天然温泉に癒されます。続いてストーンサークルを間近で見られるというエイヴベリーへ。座ると奇妙なことが起こるという「悪魔のイス」およそ4500年前の巨石に触ります。謎のストーンサークルで不思議なパワーをもらい、ロンドンへ向かいバス旅を終わります。
大英帝国の歴史に触れながら音楽と癒しの道を駆け抜けます。