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地球バス紀行

毎週火曜21時オンエア

人間の鼓動に出会う旅、一篇の旅物語
旅の案内役は「バス」です。大陸を横断する長距離バスから都市部を毛細血管のほうに走り回る生活導線バス。早足の旅ではけっして見えて来ない車窓の風景が、乗り合わせた人との出会いが、いろいろな物語を紡ぎだしていきます。

2013年8月6日 O.A.

#120 ホノルル発 常夏のオアフ巡り

ハワイ

地図

今回の舞台は、常夏の楽園ハワイ・オアフ島。バスで出会った地元の人たちから教えて貰った穴場をめぐります。オアフ島のバスは、1回の乗車賃はどこまで行っても2.5ドル。ホノルルから出発し、まず訪れたのは内陸部の町ワヒアワ。ここで「バース・ストーン」というオアフ島の古代の女性たちが、石の上で出産したという史跡へ。そこで出産すると、不思議な事に産痛に苦しまず、赤ちゃんが生まれたという逸話があり、今でも地元の人たちは、石には不思議な力が宿っていると考え、敬っている。

北部の小さな町ハレイワでは、絶景の夕陽を眺め、一旦、ホノルルへ。1泊25ドルのリーズナブルなホテルに宿泊する。

2日目は、東海岸の美しい車窓を眺めながら、カネオヘでバスを乗り継ぎカイルアという町へ。ここで、あのオバマ大統領が休暇に訪れるという、オアフ島で一番美しいと言われるビーチを訪れる。のんびりとビーチで過ごした後、フラダンスを練習する女性たちや子どもたちを見学。練習を指導する先生は、フラダンスだけでなく、子どもたちにハワイの言葉も教えており、島の文化の大切さを伝えている。

そして最後に、水中スクーターという、ダイビングの装備がなくても気軽に、海の中を楽しめるという乗り物を体験。透明度が高いオアフ島の海を満喫する。