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地球バス紀行

毎週火曜22時オンエア

人間の鼓動に出会う旅、一篇の旅物語
旅の案内役は「バス」です。大陸を横断する長距離バスから都市部を毛細血管のほうに走り回る生活導線バス。早足の旅ではけっして見えて来ない車窓の風景が、乗り合わせた人との出会いが、いろいろな物語を紡ぎだしていきます。

2011年6月21日 O.A.

#12 江南地方水郷巡り

中国

地図

近代化が進む中国。その象徴ともいえる街・上海から旅は始まります。 市内バスから眺める上海の街は、個性的な高層ビルと歴史を感じさせる建物が立ち並ぶ近代都市。
バスの中で20代の若い夫婦に出会い食事に連れて行ってもらったり、まるで空港を思わせる規模のバスターミナルに驚いたりと発展を続ける中国に触れます。歴史的な中国に触れたくて長距離バスに乗り宇鎮を目指しますが、そこは国営企業の管理のもと完全に観光地化された水壕の町でした。確かに町は美しいし、清潔で安全だが少し残念。でもそこで民宿を営む夫婦に出会い、ここにも人々の暮らしがあることを知ります。最後は絶品の紹興酒の存在を知り再びバスで、紹興酒の故郷・紹興に向かいます。